エビは、日本人に人気の魚介類です。刺身や茹でエビ、天ぷらなど、さまざまな料理で楽しまれています。しかし、エビにはアニサキスという寄生虫が潜んでいることがあることをご存知でしょうか。
アニサキスは、サバやイカ、カツオなどの魚介類にも寄生する寄生虫です。生や加熱不十分な魚介類を食べると、アニサキスが生きたまま体内に侵入し、アニサキス症を引き起こす可能性があります。
アニサキス症の症状は、激しい腹痛や吐き気、嘔吐などです。重症化すると、胃や腸に穴が開くこともあるため、早期の治療が必要です。
そこで、本記事では、エビに潜むアニサキスについて、食中毒を防ぐための知識と対処法をご紹介します。
★いまAmazonで人気のアニサキスライト★
スポンサーリンク
エビにアニサキスが潜んでいる理由

エビに含まれるアニサキスは、クジラやイルカのフンが原因になっていることが多いです。
アニサキスは、クジラやイルカの内臓で卵を産みます。産まれた卵は、フンと共に海中へ排出されます。そして!エビなどの甲殻類がそのフンに紛れたアニサキスを食べるため、エビはアニサキスに寄生されることがあります。
アニサキス症の症状

アニサキス症の潜伏期間は、数時間~数十時間です。潜伏期間が過ぎると、以下の症状が現れます。
- 激しい胃痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹部膨満感
- 発熱
アニサキス症の症状は、アニサキスが胃壁や腸壁に侵入した程度によって異なります。軽度の場合は、数時間で症状が治まることもあります。しかし、重度の場合は、胃壁や腸壁に穴が開いたり、腸閉塞を引き起こしたりすることもあります。
スポンサーリンク
アニサキス症を防ぐための対策

アニサキス症を防ぐためには、以下の対策をとることが大切です。
エビを冷凍する
アニサキスは、-20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。そのため、エビを食べる前に冷凍庫で保存しておくと、アニサキス症を予防することができます。ただし、一般の家庭用冷凍庫は-15℃程度までしか下がらないものが多いため、冷凍でアニサキスを死滅させたいのであればサブ冷凍庫を用意するのがおすすめです!アニサキス対策に使えるのはもちろん、普段の冷凍食品を保管しておくのにも便利ですよ!
マイナス20℃まで凍らせられるおすすめ家庭用冷凍庫を知りたい方は、こちらの記事をチェック!
▶アニサキスを家庭用冷凍庫で死滅させるには?おすすめの冷凍庫7選をご紹介!
エビを加熱する
アニサキスは、60℃以上で1分以上加熱すると死滅します。そのため、エビを加熱して食べる場合は、十分に加熱するようにしましょう。
エビを食べる前に目視で確認する
アニサキスは、エビ身身や内臓に寄生しています。そのため、エビを食べる前に目視で確認し、アニサキスが寄生していないか確認しましょう。アニサキスは、白くて細長い形をしています。
しかし、アニサキスは透明っぽくて見つけにくいため、取り除ききれずアニサキス症になってしまうことも少なくありません。そのため、できれば専用のアニサキスライトを使うようにしましょう。アニサキスが光って取り除きやすくなります!
これらの対策をしっかりととることで、アニサキス症を予防することができるでしょう。
アニサキス症の対処法

アニサキス症を発症した場合は、早めに医療機関を受診してください。アニサキス症の治療は、アニサキスを摘出する手術や、痛み止めの投与などが行われます。病院に行っても激しい痛みは伴いますので、やっぱり事前に予防しておくことが重要と言えますね!
エビのアニサキスはしっかり取り除こう!

普段からおいしく食べているエビですが、エビにはアニサキスが潜んでいる可能性があります。そして、アニサキスによる食中毒を防ぐために注意が必要です。冷凍や加熱などの対策をしっかりととることで、アニサキス症を予防することができます。もしアニサキスライトをまだ持っていないのであれば、この機会に一つ購入しておくことをおすすめします!皆さんの食の安全を守ってくれること間違いなしです。
★いまAmazonで人気のアニサキスライト★
《人気の関連記事!》
▼最強のティップランエギングロッドを知りたい方はこちらの記事をチェック!
▼人気のティップランエギングリールはこちらの記事をチェック!