ブリは、日本でも人気の魚介類の一つです。刺身や寿司などで生食されることも多いですが、アニサキスという寄生虫による食中毒のリスクがあります。
そこで、本記事では、ブリにアニサキスが寄生するかどうか、対処法と予防策について解説します。
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ブリにアニサキスは寄生する?

結論から言うと、ブリにはアニサキスが寄生する可能性があります。アニサキスは、サバやイワシなどの青魚に多く寄生する寄生虫ですが、それらの小魚を食べるブリやマグロなどの大型魚にも寄生することがあります。
アニサキスは、魚の筋肉の中に寄生し、体長は約15mm程度です。人間がアニサキスの生きたまま食べてしまうと、胃や腸に潜り込んで食中毒を引き起こします。
アニサキス食中毒の症状
アニサキス食中毒の症状は、食後数時間から15時間程度で現れます。主な症状は、以下のとおりです。
- 激しい腹痛
- 嘔吐
- 下痢
- 発熱
- 全身倦怠感
この症状は、アニサキスが胃や腸の粘膜に潜り込んで炎症を起こすことによって起こります。

症状が重い場合は、下記のような症状が現れることもあります。
- 胃の穿孔
- 腸の穿孔
- アナフィラキシーショック
重症化すると腸に穴が開いたり、胃や腸に穿孔したりする可能性があります。そのため、アニサキス症の症状が現れた場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
アニサキス食中毒の治療
アニサキス食中毒の治療は、基本的に対症療法となります。症状に応じて、吐き気止めや下痢止め、痛み止めなどの薬が処方されます。しかしながら、薬を飲んでも激痛は伴います。ひどい場合には、内視鏡などを使って胃の中のアニサキスをとることもあります。
アニサキス症が発症するとかなりの激痛を伴うので、ブリを食べる前に事前に除去しておくことが重要です。
ブリのアニサキスを除去する方法

ブリのアニサキスを除去するには、以下の方法があります。
目視で確認して除去する
ブリの筋肉にアニサキスが寄生している場合は、肉眼で確認できることがあります。目視で確認できた場合は、ピンセットなどで除去しましょう。
アニサキスは魚の身と同化して見づらいこともあります。そんな時は『アニサキスライト』を使用すると見やすくなります。アニサキスを光らせてくれるので、簡単に取り除くことができます!安全に食べるためにも、ひとつ持っておいて損はないでしょう。
冷凍処理する
アニサキスは、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅します。そのため、冷凍庫で保存することでアニサキスを死滅させることができます。しかし、一般的な家庭用冷凍庫はマイナス15℃程度マテしか下がらないものが多いです。
しっかりとアニサキスを凍らせるためには、マイナス20℃まで下がる冷凍庫を用意することをおすすめします。
マイナス20℃まで凍らせられるおすすめ家庭用冷凍庫を知りたい方は、こちらの記事をチェック!
▶アニサキスを家庭用冷凍庫で死滅させるには?おすすめの冷凍庫7選をご紹介!
加熱処理する
アニサキスは、60℃以上で1分以上加熱すると死滅します。そのため、加熱調理することでアニサキスを死滅させることができます。
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ブリにいるアニサキスはしっかり取り除こう!

ブリには、アニサキスによる食中毒のリスクがあることを覚えておきましょう。信頼できるお店で購入して、目視で確認したり冷凍処理したりすることで、アニサキス食中毒を予防することができます。まだ『アニサキスライト』を持っていない方は、購入しておくとかなり便利ですよ!
皆さんも安全においしいブリを楽しんでくださいね!
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