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【スズキ】シーバスの刺身は『アニサキス』に気を付けろ!生食の食べ方と注意点

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釣り人なら一度は聞いたことがある寄生虫『アニサキス』。色々な魚についていて釣り人を悩ましますが、スズキ(シーバス)にも居ます!この記事では、アニサキスの特徴とアニサキスが居ても食べられるスズキ(シーバス)の生食法(刺身)をご紹介!シーバスフィッシングをやられる方は必見です!

 

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シーバスを生で食べる時は『アニサキス』に気を付けるべし!

釣り人なら一度は名前を聞いたことがある寄生虫といえば『アニサキス』ですよね。しかしスズキ(シーバス)にアニサキスはいるのでしょうか?

結論から言うと、「スズキにアニサキスはいます。」

スズキにはアニサキスはいない、と言う人も多いです。実際サバやイカに比べれば、スズキの中にアニサキスがいる確率はとても低いです。

しかし、アニサキスがスズキに住み着く可能性があるのは事実で、スズキの刺身を食べてアニサキス症(アニサキスによる食中毒)を引き起こした人もいます。

そのため、スズキ(シーバス)を刺身などの生調理で食べる際は十分に注意が必要です!

POINT

アニサキスとは?

アニサキスとは、サバやアジ、カツオ、イカなどの魚介類に住み着いている寄生虫です。食べると食中毒を引き起こし、激痛を伴います。

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寄生虫『アニサキス』は危険!?特徴と食中毒の原因

それでは、アニサキスの特徴について解説していきます。

サバやカツオなどの魚介類に寄生しているアニサキスですが、普段は魚介類の内臓に住み着いています。そして、寄生している魚介類が死んだら内臓から筋肉に移動していきます。

そのため、シーバスを釣って持ち帰って刺身にすると、身にアニサキスが移っていることがよくあります。

冬場は比較的少ないのですが、それ以外の季節(特に夏)はアニサキスを見かける機会が非常に多いです。

POINT

人間の体に入っても2〜3日は生きている!?

アニサキスは、人体の中に入ってからも2〜3日間は生きていることが多いです。そのため取り除かなければ、数日間激痛に耐えることになってしまいます。

アニサキスによる食中毒の原因

刺身などと一緒に誤ってアニサキスを食べてしまうと、多くの場合食中毒を起こします。原因はアニサキスが人間の内臓から筋肉に移動しようとするためです。アニサキスが人間の胃や腸に穴を開けようとするのです。そのため、お腹がとてつもなく痛くなります!!

アニサキスが穴を開けようとするのは、主に2ヶ所の臓器で、胃と腸です。胃の場合はアニサキスを食べてから数時間後に、腸の場合は十数時間から数日間後に腹痛が襲います。

アニサキスを食べてしまったら正露丸を飲んで病院へ行きましょう!

アニサキスによる腹痛は、自然治癒は望めません。病院に内視鏡手術などで摘出する場合が多いです。その前に試すとすれば正露丸です。アニサキスに対処する特許を取得しています。

アニサキス付きのシーバスも調理すれば食用可能!

そんなアニサキスですが、実は調理すれば『食用可能』です。

釣り人なら多くの方がご存知のことですが、アニサキスは加熱処理すれば死にます。死んだアニサキスを食べても人体に影響はないので、寄生されたスズキ(シーバス)を食べても特に問題はありません。

また、アニサキスを包丁で切ったり、歯で噛んで食べる場合でも、アニサキスも死にます。気持ち悪いと言うこと以外は全く問題ありません。

このように、万が一スズキにアニサキスが付いていても、調理をすれば問題なく食すことができます。

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スズキ(シーバス)を刺身で食べる方法

加熱処理すればアニサキスが居ても食べられることはわかったけど、

「刺身で食べたい!」

と言う人も多いと思います。水の綺麗な水域で育ったシーバスの刺身は、淡白な白身で、刺身好きもうなる絶品料理です。せっかく釣ったなら刺身でも食べたいですよね?

実は加熱処理しなくても、シーバスを生で食べる方法があるんです!

【方法1】釣ったらすぐに内臓を取り出す!

先ほどお伝えしたように、アニサキスは魚介類が生きている間は内臓にいます。釣り上げてすぐに内臓を取り除けば、アニサキスが身(筋肉)に移るのを阻止できます!そのため、折りたたみナイフなどを持っていくのがおすすめです。

【方法2】薄く刺身を造る

釣ってすぐに内臓を取り出す方法が一番効果的ですが、それでも「まだ心配」と言う人は、薄く刺身を造るましょう。薄く切ればアニサキスは目視で確認できますし、まず包丁で切られるので、死にます。ちなみに、アニサキスを目視で確認するときに便利なのが『アニサキスライト』です!アニサキスが光って見えるので、かなりの確率でアニサキスを取り除くことができますよ。

【方法3】身を冷凍する

アニサキスは冷凍すれば死にます。そのため、冷凍処理も有効な方法です。スズキ(シーバス)を捌き、とった柵をそのままラップ等で包んで1〜2日間冷凍保存します。そうすれば刺身で食べても問題ありません。しかし、冷凍してしまうと解凍の手間がかかってしまう上に、味も落ちます。できればこの方法は使わない方がいいしょう。

刺身するなら『ピチットシート』がおすすめ!

スズキ(シーバス)の刺身は、そのままでも美味しいですが、少し淡白です。釣ったばかりのスズキは、水分が多くて水っぽく感じるでしょう。

そこでオススメなのが『ピチットシート』です。

切り身をピチットシートで包んでおくだけで、刺身が格段に美味くなります!

魚の中にある、生臭さ(アンモニアなど)やムダな水分を一晩ですべて吸い取る優れモノ。旨み成分であるアミノ酸などは、しっかりと魚に残してくれるので、シーバスの刺身に最適です。

絶対に使って損はないです!ベテランアングラーは必ず持っている『ピチットシート』、シーバスを釣った方は是非試してみてください。びっくりすること間違いなしですよ!

スズキ(シーバス)を刺身にする際はアニサキスに気をつけよう。

いかがだったでしょうか?今回はスズキ(シーバス)の刺身とアニサキスについてご紹介してきました。

春〜秋のスズキ特にアニサキスに気をつけるべきです。さもなければ、数日間激痛に耐えることになってしまいます。

しかしながら、正しい処理をすれば、アニサキス付きでも問題なく刺身で楽しめます。あの絶品な白身を、是非みなさんも食べてみてください!

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