こんにちは、シュンです。
誰でも気軽に始められるエギング。
しかし、遠くまでエギをキャストできなくて
困っている人も多いんじゃないでしょうか?
「遠くまで飛ばしたいけど、どうやったらいいかわからない。」
「沖に潮目があるのに、届かない…(泣)」
今回は、こんな方のために
エギングで『遠投』する10の秘訣をご紹介します。
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【エギング】コツを覚えて遠投!キャストするだけでは飛距離は伸びません。
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2020/04/boy-fishing-water-summer-overalls-bucket-outdoors-1024x683.jpg)
多くの方が苦戦している
エギングのキャストですが、
ただ投げているだけでは、飛距離は伸びません。
ちょっとしたコツが必要なのです。
しかし、そのコツさえ覚えれば
確実に遠投できます。
コツを覚えるのは、ゴルフも一緒!
これは、釣りだけではなく
ゴルフとかでも一緒ですよね?
ドライバーショットで
目標の位置まで飛ばそうと思うと、
「手の握り方・肩の位置・ボールの芯を打つ」とか
色々とコツを覚える必要があります。
エギングのキャストもそれと一緒です。
別に、これらを意識しなくても
エギを投げることはできます。
しかし、エギをより遠くに飛ばそうと思うと
押さえておくべきポイントがあるということです。
飛距離が伸びれば、釣果もアップ!
キャスト距離が伸びれば
釣果もアップしやすくなります。
特に、11月〜5月くらいの季節は
アオリイカのサイズも上がり
沖の深場にいることが多くなります。
遠くまで投げれば
それだけアオリイカに遭遇する確率が上がりますし、
キャッチ率も上がってきます。
だからこそ、キャストで遠投することは
エギング上達するために必須なのです!
エギングで『遠投』する10の秘訣
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2020/10/ryan-arnst-JtRXnUNWHt4-unsplash-1024x683.jpg)
それでは、本題です。
エギングで『遠投』する10の秘訣
最初に、ラインやエギなどの『準備』編
そのあとに、実際に釣り場で使う『実践』編
をご紹介します。
かなりボリュームがあるので
ひとつずつ実践していけばOKです!
釣る前の『準備』編
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2020/04/evan-wise-Gl1jwLrvl8A-unsplash-1024x684.jpg)
まずは『準備』編
秘訣①:PEを細くする
キャストで飛距離を出すためには、
できるだけラインにかかる抵抗をなくすことが重要です。
PEラインを細くすることで
キャスト時の空気抵抗をすくなくすることができます。
また、ラインにかかる重力も減らすことができるので
ロングキャストが可能です。
秘訣②:PEラインを8本縒りにする
続いて、PEラインを8本縒(よ)りにする方法です。
さきほどの空気抵抗にくわえて、
ガイドとラインの摩擦抵抗をなくすことで
飛距離を伸ばせます。
糸をより合わせてつくるPEラインですが、
おもにエギングでは、4本縒りと8本縒りを使います。
8本縒りのほうが、
ロッドガイドをより滑らかにすべってくれます。
その結果、飛距離が伸びるワケです!
遠投したいなら、8本縒りPEを使いましょう。
<オススメのライン>
「0.6号」と「8本縒り」両方ともクリアしているのが、
シマノのセフィア8 0.6号です。
感度抜群でアオリイカの小さなアタリも
確実に伝えてくれます。
どのラインを使って良いかわからないという人に
超オススメのラインです!
秘訣③:エギを重くする
エギを重くするのも、遠投テクのひとつです。
比重が重くなれば、
そのぶんルアーは遠くへ飛んでいきます。
エギを重くする方法は、この2種類です。
- エギのサイズを上げる
- シンカーをつける
どちらでも問題はないですが、
春などでアオリイカのサイズが大きいときは
エギのサイズを大きくする方法がおすすめです。
秋イカ狙いなど、エギのサイズを上げたくない時には
チューニングシンカーで調節するのもOKです。
秘訣④:遠投タイプのエギを使う
フォールスピードを保ちたいなど
エギの重さを変えたくない場合は、
遠投タイプのエギを使う方法がおすすめです。
後方重心になっているものや
飛行姿勢が安定しているものが
飛距離を伸ばしやすいでしょう。
具体的には、
デュエルの『マグキャスト』なんかは
かなり遠くのポイントまで投げることができます。
秘訣⑤:長いロッドを使ってみる
エギングに限らず
長いロッドを使うと遠投しやすくなります。
投げ釣り用の竿をみてもわかりますよね。
ロッドが長い分、遠心力が働くので
遠くまでエギを飛ばしやすくなります。
ただ、長すぎるロッドも
扱いにくく飛距離が落ちてしまうので注意です。
重要なのは、自分のカラダに合う範囲で長めのものを使うことです。
フィールドでの『実践』編
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2020/10/char-denise-berry-vQvzN8L3MWk-unsplash-1-1024x683.jpg)
続いて、
フィールドに出てからの『実践』編です。
秘訣⑦:ペンデュラムキャストで投げる
ペンデュラムキャストとは、
エギを振り子のようにして投げるキャスト方法です。
遠心力を使って、遠くまでエギを飛ばせます。
エギが重ければ重いほど遠心力が働くので、
ペンデュラムキャストの効果が上がります。
特に、3.5号など重いエギを使っているときは
ぜひチャレンジしてみてください!
秘訣⑦:タラシを長くとる
遠くまでエギを飛ばしたいときは
タラシを長くとりましょう!
タラシとは、キャスト時に穂先から出ているラインのことで、
この部分を長くとることは、遠投の基本です。
具体的には、
リールか、リールに一番近いガイドくらいの長さをとるといいでしょう。
こうすることで、遠心力を使って
エギを遠くまで飛ばすことができます。
こちらの釣り好きタケちゃんネルさんの動画の中でも、
タラシの大切さが語られていました!
秘訣⑧:ノットはガイドの外に出す
タラシを長くとるときに
もうひとつ気にしたいのが、
「PEとリーダーの結び目(ノット)は
穂先から出しておく」ということです。
こうすることで、
キャスト時に、ノットがガイドに当たって
エギが失速するのを防ぐことができます。
リーダーを結ぶときは、
ノットがガイドの中に入らない長さに調節しましょう。
秘訣⑨:ロッドのしなりを最大限に活用
エギングロッドは、キャスト時に
ロッド全体がしなるように設計されています。
キャストの時は、
その反動を使ってエギを投げているのです。
遠投しようとおもうと、
このしなりを最大限に生かすことが大切です。
キャスト時に、すばやくロッドを振り抜きます。
これに関しては、
ある程度の練習と慣れが必要なので
コツコツ練習がいちばんの近道です。
ロッド全体をムチのようにしならせるイメージでキャストすると、ロッドの弾性をより使いやすくなる!
秘訣⑩:キャスト後は、ティップをルアーの方向へ
最後に、エギをキャストした後は
ロッドティップをエギの方向へ向けて
ラインにかかる抵抗をなくしましょう。
ロッドを立てたままだと、
ラインがロッドに当たり、エギが失速します。
ティップをエギが飛んで行った方向へ向けることによって、
できるかぎり失速するのを防ぐことができます。
ロングキャストするには
抵抗を減らして、遠心力でキャスト!
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遠投キャストの『コツ』を覚えてエギング爆釣しよう!
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2020/04/3175831_s.jpg)
いかがだったでしょうか?
今回は、エギングで遠投する10の秘訣について解説しました。
《エギングで遠投する10の秘訣》
- PEを細くする
- PEラインを8本縒りにする
- エギを重くする
- 遠投タイプのエギを使う
- 長いロッドを使ってみる
- ペンデュラムキャストで投げる
- タラシを長くとる
- ノットはガイドの外に出す
- ロッドのしなりを最大限に活用
- キャスト後は、ティップをルアーの方向へ
エギングでキャストに困っている人は、
今回ご紹介したテクニックをちょっと試してみてください!
抵抗を減らし、遠心力を使えば、
エギの飛距離は確実に伸びるはずです!
実際に、僕もこの方法でキャスト距離が伸びるようになりました。
ひとつずつコツコツと!
エギンガーの方の中には、
普通のキャストもむずかしいと感じる方もいると思います。
それでも大丈夫です。
まだキャストに自信がない方は、
今回の10個のテクニックを、
すべてやらなくてもOKです。
まずは、どれかひとつやってみてください。
そしてそれができるようになったら、次。また次。
という具合にやっていけば、
きっとキャストは上手になります!
では、良いエギングライフを〜!
▼エギングでもっと上達したい方はコチラ!
▼エギングが初めてという方はコチラの記事!
![](https://tsuri-days.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_7255.jpg)
釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!