世の中には、仕事で『釣り接待』を経験される人も多い事でしょう。本記事では釣り接待が失敗する理由とどうしても接待で釣りをしないといけない時に使える失敗回避プランをご紹介します。接待で釣りをしようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
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ほぼ確実に失敗する仕事で『釣り接待』
結論から言います。
「釣り接待は、ほぼ確実に失敗します。」
この記事を読んでいる人は、次の2パターンだと思います。
- 接待で釣りに行く人
- これから接待で釣りを考えている人
正直、ゴルフほども出番は多くない釣り接待ですが、世の中には結構接待で釣りに行く機会があります。釣りはやった事がないけど、上司に取引先を接待する様に頼まれるなんてことも。
日本の全人口は約1.265億人で、そのうち釣り人口は約650万人います。これは日本の全人口のうち、おおよそ19.5人に1人が釣りをしていることになります。
その事実を考えると、度々釣り接待の機会に出会うのも納得できます。
しかし、釣りの接待は極力行かない方がベターです。
以下では、その理由を解説します。
『釣り接待』をすると失敗する理由
釣り好きからすると、仕事で釣りに行けるなんて願ってもみない絶好の機会ですよね?「普段の仕事場を抜け出して、海で楽しく釣り!」という様な夢が膨らむものです。
しかし、実際のところ釣りは接待に向いていません。世の中の釣り接待経験者は、多くの場合あまり良い経験をしていないのです。その理由は、釣り接待にある2つの大きな落とし穴が存在するからです。
【落とし穴1】自然が相手なので展開が予想ができない
当然のことですが、釣りは完全に自然相手のアウトドアです。したがって、誰がどのくらい釣れるのかはコントロールができません。要は「ヨイショ」がし難いということです。
接待相手がたくさん釣れる事が理想ですが、実際はそう上手くもいきません。誰も釣れなかったり、逆に接待している側の自分だけが大量に釣れてしまう事もよくあります。
釣り経験者のベテランであれば、ある程度は釣れにくくルアーを動かしたりすることは可能ですが、100%ではありませんし、釣り好きにとっては苦痛そのものです。
【落とし穴2】釣り好きが影響して、接待相手よりも熱くなってしまう
もう一つの失敗例として、釣りに熱くなりすぎてしまう事があります。
これは釣り好きに多いです。相手に「釣りを教えてよ!」と言われて、立場を忘れてガンガン教えすぎてしまうパターンです。
アドバイスがクドくなってしまうと、相手も引いてしまうか気分を悪くしてしまいます。釣りに行って接待するつもりが、気分を悪くして帰ってくることは避けたいですね。
このように、釣り接待には落ちてはいけない落とし穴があり、極力行かない方が安全です。しかし、「行きたくないから行かない」がまかり通るほど、世の中甘くありません。
そこでここからは、どうしても釣り接待をしなければならない時の失敗回避術を解説していきます。
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『釣り接待』しなければならない時の失敗回避術
どうしても釣り接待に行かないといけない時は「接待失敗を避けること」を最優先に考えましょう!大成功までは行かなくても、惨事を避けることで相手との関係を悪くすることはありません。
相手の釣り経験を把握しておく
釣り接待をする上で最も重要であると行っても過言ではないのが「相手と自分の釣り経験を把握しておく」ことです。これはマストでやっておいた方が良いです。
お互いの釣り経験のパターンとして、主に次の4つがあり得ます。
- 相手:釣り経験○、自分:釣り経験○
- 相手:釣り経験○、自分:釣り経験×
- 相手:釣り経験×、自分:釣り経験×
- 相手:釣り経験×、自分:釣り経験○
釣り経験豊富な相手に教えるようなことをしても意味がありません。それだったら、下手に出て教えてもらう側に回った方が善策でしょう。
逆に相手の釣り経験があまりないのであれば、優しくガイドしつつ初心者でも楽しめるように気配りする事に意識を向けた方が良いです。
これら4パターンを見て、今回の釣り接待がどれに当たるのかを理解しておきましょう!
釣具や経験を褒める
前述しましたが、釣りは自然相手なので釣果はコントロールできません。そのため釣果を褒めるのではなく、釣具や釣り経験・武勇伝を褒めてあげるのが良いでしょう。
「かっこいい竿ですね!どこのやつですか?」など会話の可能性は無限大です。
釣りアドバイスは程々に
釣りに関するアドバイスは程々にしておきましょう。相手の釣り経験にもよりますが、経験者でも初心者でも過度の「教え込み」は鬱陶しいだけです。
要所要所で困っていそうな時に、煙たがられない程度にアドバイスするのがベストです!
特に釣り経験豊富な方は、過度のアドバイスに注意しましょう。
釣果以外で楽しめるポイントを作っておく
釣果はコントロール出来ないので、コントロール出来るところで楽しめるポイントを作っておきましょう。
例えば、釣りの後に地元で人気の魚料理店に行くのも一つのお楽しみポイントです。他にも、お弁当やプレゼントなど、たくさん作れます。
あなたのセンスを活かせば、相手もきっと喜んでくれるはずです!
どうしても『釣り接待』をする時は、コントロール出来るところで失敗回避するのが吉!
極力『釣り接待』は避ける方が無難
いかがだったでしょうか?今回は仕事での釣り接待について解説しました。
不確定要素が多ずぎる釣りは、接待にはあまり向きません。出来る事なら接待には使わない方がベターです。どうしても接待で釣りに行く時は、失敗回避を最優先に考えてプランを立てると良いでしょう。
釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!