初夏〜冬をメインに楽しめる太刀魚釣り。比較的カンタンに釣れるので、初心者の海釣り入門として非常に人気の釣りです!
しかし、そんな初心者の方が悩むのがロッド選びです。ロッドは釣りの要でもある大切な道具で、ロッド選びで釣果が左右されると言っても過言ではありません。
そこで今回は、太刀魚釣りで使うロッドを釣り方別に解説していきます。
「太刀魚釣りってどんなロッドを使えば良いんだろう…」
「シーバスロッドは持ってるけど、ワインドに使えるのかな?」
こんな疑問にもお答えしていくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
それでは本編へいきましょう。
<この記事でわかること>
- それぞれの釣り方でどんなロッドを使うべきなのか?
- ほかのロッドは太刀魚釣りに転用できるのか?
- オススメのロッドはどれか?
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太刀魚釣りで使うロッドは釣り方で選ぼう!
結論から言うと、太刀魚釣りのロッドは釣り方によって使い分けることが重要です。太刀魚釣りには、ワインドやジギングなど沢山の釣り方があり、それぞれの釣り方に合ったロッドがあります。その釣り方に合ったを選ぶことで快適に釣りができて、釣果アップも期待できます。
そのため、太刀魚釣りのロッドを選ぶ際は、自分がやりたい釣り方のロッドを選ぶようにしましょう!
太刀魚釣りで使うロッド|ショア編
まずは、ショア(陸)から太刀魚を狙う時のロッドについて見ていきましょう!太刀魚は陸からも様々な方法で釣れるので、これからチャレンジしようと思っている方は、是非どの釣り方にするかも考えながら読んでみてください!
ライトショアジギング
まず、代表的な釣り方が「ライトショアジギング」です。メタルジグというルアー(擬似餌)を使って太刀魚を狙います。
ライトショアジギングで使うロッドは、9フィート台の専用ロッドです。硬さはM(ミディアム)くらいがちょうど良いでしょう。
ライトショアジギングのロッド選びで重要なことは、ルアー耐荷重が適したものを選ぶことです。ルアー耐荷重とは、そのロッドでどれくらい重いルアーを扱えるかという基準です。
太刀魚狙いのライトショアジギングの場合、使用するルアーは20g〜40gが基本です。そのため、ロッドのルアー耐荷重も20g〜40gのものを選ぶようにしましょう!
ライトショアジギングにオススメのロッド
ワインド
続いて、近年盛り上がっている「ワインド」。軽いタックルで楽しめるので初心者層にも人気です。
ワインドをする際は、専用ロッドを使うのが1番です!ワインドのゆっくりな動きを計算して作られているので、アクションもしやすいです。スペックとしては、8〜9フィート台でM(ミディアム)くらいの硬さのものが良いでしょう。
他の釣りをしている方ならこんな疑問が浮かぶかもしれません。
「他魚種のロッドも使えるの?」
結論から言うと、シーバスロッドやエギングロッドでもワインドはできます。シャクル動作が必要なので8〜9フィートくらいのものが扱いやすいでしょう!※ただし、ロッドのルアー耐荷重は必ず守るようにしましょう!
ワインドにオススメのロッド
ワインドについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事がオススメです!
▶︎【超簡単】太刀魚(タチウオ)を釣る『ワインド』とは?おすすめタックルから釣り方まで徹底解説!
ショアテンヤ
次にご紹介するのは「ショアテンヤ」です。テンヤと言えば、船からするイメージをお持ちの方も多いですが、実はショアからもできます。
ショアテンヤでは10g〜30gの仕掛けをキャストするので、ルアー耐荷重20g〜30g程度のロッドが好ましいでしょう。長さは9フィート台のものがあれば完璧です。
ショアテンヤにオススメのロッド
ウキ釣り
ショア編の最後は「ウキ釣り」です。キビナゴなどの小魚をエサにして太刀魚を狙います。本物のエサを使うので、食いが渋い時に強い釣り方です!
ウキ釣りをする時は磯竿の3〜4号を使います。ルアー釣りとは異なり、ウキ釣りでは長い仕掛けをキャストする必要があるので、竿自体も長いものを使います。そうは言っても、磯竿を持っていない人も多いと思います。そんな方は、投げ釣り用の竿でも代用可能です。初心者の方は、ファミリーフィッシングにも使える投げ釣り用の竿を使ってみるのもオススメですよ。
ウキ釣りにオススメの磯竿
ウキ釣りにオススメの投げ竿
さて、ここまでショアで太刀魚を狙うロッドを4つの釣り方別にご紹介しました。
次は船から太刀魚を狙う時のロッドを見ていきましょう!
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太刀魚釣りで使うロッド|オフショア編
続いて、オフショア(船)で太刀魚を狙う時のロッドについて解説していきます。オフショアでは、「ジギング」、「テンヤ」、「天秤」の3つの釣り方が主流です。それぞれで使うロッドも異なるので、船太刀魚にチャレンジしてみたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
ジギング
まずは「ジギング」です。100g以上のメタルジグを使って太刀魚を釣る方法で、最近かなり人気が高まっています。
ジギングで使うロッドの特徴は、青物用ジギングロッドよりも柔らかいことです。太刀魚はミスバイトが多く、ロッドが硬いとバイトをはじいてしまいフッキングしないからです。しかし、ロッドが柔らかいと、最後まで食い込んでくれるのでフッキング率がアップします!
具体的なスペックについて言うと、150g以上のルアーを扱えるものが理想です。太刀魚釣りでは200gのメタルジグを使ってりするため、ルアー耐荷重が軽いと扱いきれません。また、長さは船内でも扱いやすいように6フィート台のものであればOKです。
ジギングにオススメのロッド
ほかのロッドは使えるの?
青物ジギングや鯛ラバをやられる方は、青物用のライトジギングロッドやヘビータックルを扱える鯛ラバロッドを代用することができます。
テンヤ
続いて、「船のテンヤ釣り」です。ジギングと同じく非常にメジャーな釣り方の1つで、太刀魚釣りをするなら一度はやっておきたい釣り方です。
使用するロッドとしては、9:1〜8:2の先調子のものがオススメです。太刀魚の小さなアタリも取りやすく、フッキングもしやすくなります。オモリ負荷としては30~80号のもの、長さは6フィート台のものがベストです。
船テンヤにオススメのロッド
天秤(テンビン)
最後に「天秤(テンビン)釣り」で使うロッドについてご紹介します。天秤(テンビン)釣りは関東を中心に人気の釣り方で、青魚の切り身をエサにして釣る釣り方です。エサ釣りなだけあって釣果を上げやすい反面、高いテクニックの必要な釣りでもあるので、どちらかといえば上級者向きの釣り方ですね。
そんな天秤釣りで使用するロッドは、6フィート台の太刀魚専用ロッドです。テンビン釣り専用のロッドはあまり販売されておらず、太刀魚テンヤ用ロッドや太刀魚ジギングロッドを使うことが多いです。
オモリ負荷は30〜80号のものであれば基本的には問題ないでしょう。しかし、深場に行く場合などは90号のオモリを扱えるロッドを用意しておくのが安全です。
天秤(テンビン)釣りにオススメのロッド
太刀魚用のロッドは釣り方によって様々!
いかがだったでしょうか。
今回は、太刀魚釣りで使う色々なロッドについてお伝えしてきました。
太刀魚の釣り方は様々なので、ご自身がやる釣り方によってロッドを購入するといいでしょう。初心者の方で「どのロッドがいいか分からない…」という方は、今回ご紹介したロッドを使えばOKです!特にリーズナブルさ重視で選んでいるので、最初からコストをかけたくない方にはオススメですね。
そのほかにも、人気のロッドは沢山ありますので、ご自身選びたい方はAmazonの釣りストアなどでチェックしてみても良いかもしれませんね!
今回の内容が皆さんの参考になれば嬉しいです。
それでは、良い釣りDAYSを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!