そろそろ暖かくなってきて、春のエギングシーズン到来です。大型のアオリイカが釣れるベストシーズンですよね!
しかし、一口に春エギングと言っても3月〜5月で海の環境は大きく変わります。効率的に釣果をあげようと思うと、その月に応じた釣り方が必要です。
そこで今回は、3月のエギングの特徴とおすすめのタックルをご紹介します!
今シーズンエギングに出かけようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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3月エギングの特徴
エギングのトップシーズンの1つが『春』です。春はアオリイカの産卵シーズンで、1kg以上の親イカが続出します。
3月の特徴としては、『活性がまだまだ低い』という点があげられますね。3月は水温がまだ低く、アオリイカの活性も上がりきっていないことがほとんどです。そのため、深場に固まっていたり、遠くにエギを見つけても捕食しに来なかったりします。
でも、安心してください。メリットもあります!
水温は低くても気温が暖かくなってくるので、アングラーにとっては釣りがしやすい環境になります。ウェアも薄着でOKなので、動きやすいし疲れにくいです。ナイトゲームでもさほど寒くありません。
3月のエギングは、冬に比べると格段にやりやすくなっています!
3月エギングの釣り方のコツ
3月にエギングをするときに意識するべきコツは、主に3つあります。
- エギは3.5号
- 水深のあるポイントを狙う
- ナイトゲームに集中
エギは3.5号
大きいため、エサも大きいベイトを捕食します。それに合わせてエギのサイズも大きくしてやる必要があります。
個人的によく持っているのは、3.5号が10本、3.0号と4.0号を3本ずつくらいです。エギに関しては、タックルのところで詳しく解説しますね!
水深のあるポイントを狙う
冒頭にも言ったとおり、3月の水温は低いです。表層付近は太陽光のせいで水温が安定せず、アオリイカにとって住みづらい環境となっています。
3月は水深のあるポイントに絞った方が釣果が上がります。深い場所というのは、水温変化が少なく、たとえ15℃以下であったとしてもストレスの少ない環境です。冬が終わって間もない時期では、アオリイカはそう言った温度変化の少ない場所を好みます。
そのため、この時期のエギングは、あっちこっちランガンするのではなく、ある程度水深のあるポイント数カ所に絞って丁寧に探っていくようにしましょう!
ナイトゲームに集中
3月はまだまだアオリイカの活性も上がりきっていません。そのため、デイゲームは渋いことが多いです。
釣果アップしたいのなら、ナイトゲームで釣られることをおすすめします。ナイトゲームなら、イカの警戒心も少なく、昼に比べて活発に活動していることも少なくありません。
3月になると、夜でも気温が高くなってくるので、ロングタイムで釣行を楽しめるはずですよ。
ナイトエギングに関して詳しくはコチラ!
▶︎夜のエギングガイド|おすすめのエギや釣り方のコツを徹底解説!
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3月エギングでおすすめのタックル!
それでは、次に3月エギングで使うタックルについて見ていきましょう!
「春はどんなロッドを使えばいいの?」
「ラインの太さは?」
などの疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
8.9フィートのM(ミディアム)がベスト!
まずロッドは、8.9フィート前後のものを選ぶようにしましょう。ロングロッドの方がキャスト距離が伸びて、沖の深場も狙いやすくなります。
また、デカイカとのファイトも想定してMもしくはMLくらいの少しパワーのあるロッドを選ぶといいでしょう。大きなイカがかかっても問題なく対応できるはずですよ。
POINT
エギングロッドについて詳しくはコチラ!
▶︎【2022年】春イカにおすすめのエギングロッド15選|メーカー別に紹介します!【3月/4月/5月】
リールは3000番台を選ぼう
次にリールは、3000番台を選ぶのがベターです。パワーとキャストを考えた時に、スプールの大きさは3000番台くらいの方がよく飛ぶし、パワーもあります。
もちろん2500番でも釣りはできますが、遠投性能は3000番よりも劣ってしまいます。できれば3000番台のリールを選ぶ方がいいですね。
【関連記事】
▶︎シマノ『セフィアCI4+C3000SDH』をレビュー!上級者におすすめの高性能エギングリール!
ラインはPE0.8号・リーダー2号
ラインに関しては、『PEライン』と『リーダー』で分けて解説します。
PEライン
まず、PEは0.8号もあれば十分です。1キロクラスのアオリイカなら問題なく耐えられます。8本編みなら強度も増すのでベストですが、値段的に安い方がいいという方は4本編みでも問題ないでしょう。
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▶︎【最新版】エギングにおすすめのPEライン10選|特徴や号数の使い分けも徹底解説!
リーダー
続いて、リーダーはフロロカーボン製の2号くらいのものを使います。3月はモンスター級のアオリイカがゴロゴロいるわけではないので、2号で十分です(もちろん地域にもよりますが)。2キロアップを専門的に狙うのであれば2.5号とかでもOKですが、あまり太すぎると飛距離が出なかったり、アクションを妨げてしまったりとデメリットもあるため注視が必要です。
エギは3.5号を中心に組立てる
最後にエギのサイズは、3.5号が基本です。小さすぎると飛距離が出ませんし、大きすぎるとイカが抱いてこないことも。そのため、3.5号がベストサイズです。
具体的には、3.5号のエギを金テープ・赤テープ・ケイムラ・マーブルの4種類の下地を用意。その中で、ディープタイプ・ノーマルタイプ・ラトルタイプなどのレパートリーを組合わせて合計で10本程度持ち歩きます。
そして、いざという時のために3.0号と4.0号を3本ずつくらい下地レパートリーを変えて持っておけばOKです。これで大体の状況は対応できるでしょう!
※そのほかにも予備として各レパートリー車に積んでいると安心できます。
エギのカラーについて詳しくはコチラ!
▶︎【エギング】カラーセレクトは『3つの条件』で決定!エギの使い分けを解説!
3月のエギングは冬に近い!
いかがだったでしょうか?
今回は、3月エギングの特徴とおすすめのタックルについてお伝えしてきました。春は大型アオリイカも釣れてとても楽しいシーズンです。キロアップが釣れた時の興奮は言葉に出来ません!
3月はまだまだアオリイカの活性が上がりきっていませんが、十分にエギングは可能です!今回ご紹介したコツとタックルを意識して、ぜひ春エギングを楽しんでください。
それでは、良いエギングライフを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!