イカメタルとエギングは、どちらもイカを狙った釣り方ですが、タックルや釣り方、釣れるイカには違いがあります。その違いを知らないと、「何が違うの？」、「どっちから始めたらいいの？」と疑問に思ってしまいますよね。
そこで今回は、イカメタルとエギングの違いを初心者でもわかりやすく解説します。結局どちらの釣り方がおすすめなのかも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください！
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イカメタルとエギング｜釣れるイカの違い
まずは、エギングとイカメタルで釣れるイカの種類の違いをみていきましょう！
イカメタルで釣れるイカの種類
イカメタルで釣れるイカは、主にケンサキイカ、マルイカ、スルメイカ、ヤリイカなどのツツイカ系です。ケンサキイカは、日本各地で釣れるイカの代表格です。マルイカは、秋から冬にかけて釣れるイカで、身が柔らかく、刺身や天ぷらで食べられます。
時期的にいうと、5月ごろ〜10月ごろまでスルメイカが釣れ、7月ごろ〜10月ごろまでケンサキイカやマルイカも釣れます。そして、これらのイカが落ち着いてきた頃からヤリイカが釣れ始め、10月ごろ〜4月ごろまで釣れ続けます。
エギングで釣れるイカの種類
エギングで釣れるイカは、アオリイカがメインで、たまにコウイカなど他のイカが釣れることがあります。アオリイカは、日本各地で釣れるイカの代表格で、釣って楽しい食べて美味しい代表格として人気のターゲットです。
時期的にいうと、産卵期の春と、数釣りの秋がエギングのベストシーズンにあたります。初心者でも釣りやすく、エギング船も多く出ています。また、ティップランエギングなど深場を狙うエギングでは、冬にもエギングすることが可能です。
イカメタルとエギング｜タックルの違い
イカメタルとエギングでは狙うイカが違うので、使用するタックルも異なります。次に、それぞれの釣りで使うタックルについて解説していきます。
イカメタルのタックル
イカメタルでは、5フィート～6フィートのロッドに、ベイトリールを使うのが一般的です。PEラインは0.6号～0.8号があれば十分です。
イカメタルのタックルで最も特徴的なのが、『スッテ』と呼ばれるルアーを使うことです。一般的な仕掛けでは、スッテを2個つけます。1つが鉛製の重いものを一番下につけ、その上に枝分かれするようにラインを付け、その先に軽めのスッテを付けます。
★イカメタル豆知識★
上につけるスッテは『ドロッパー』と呼ばれることもあります。
イカメタルで使うタックルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください！
▶【2023年最新版】イカメタルロッドの最強おすすめランキング！高感度で釣果アップ！
エギングのタックル
エギングでは、6フィート～7フィートのロッドに、スピニングリールを使うのが一般的です。PEラインはイカメタルと同じく0.6号～0.8号でOK。また、エギの重さはエギングの種類によって20g～90gを使い分けます。
エギングでは、イカメタルと違いエギを1個しか使いません。この点でエギングタックルはイカメタルタックルと大きく違います。
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イカメタルとエギング｜釣り方の違い
続いて、イカメタルとエギングの釣り方の違いを見ていきましょう！
イカメタルの釣り方
イカメタルは、スッテを船の真下に落として釣ります。狙う水深は30ｍ～100ｍが一般的で夜釣りがメインになります。夕方の明るい時間帯は深場を狙い、夜になると光を焚いて、水深30ｍ付近に寄ってきたイカを釣るのが一般的です。
ロッドアクション（動かし方）は、ゆっくり上げておろしたり、その場でロッドをゆすってシェイクさせたりします。そうすることで、イカの興味を誘いスッテに抱きつかせます！
エギングの釣り方
一方で、エギングでは水深10ｍ～50ｍをメインにエギをキャストしてアオリイカを狙います。そのため、イカメタルに比べるとキャストの技術が必要になってきます。時間帯に関しては、夜はもちろん日中でも釣りは可能です。
エギングのロッドアクションは、ロッドを1～4回シャクリを入れるのが一般的です。数回シャクって沈める（フォール）、また数回シャクって沈めるの繰り返しです。そうすれば、アオリイカが興味を示してエギにアタックしてきます！
エギングには、船を潮の流れに流しながらアオリイカを狙う『ティップランエギング』という釣り方もあります！かなり楽しいのでおすすめですよ！
ティップランエギングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も一緒にご覧ください！
▶ティップランエギングとは？時期や釣り方の基本をわかりやすく解説！
このようにイカメタルとエギングでは、釣れるイカの種類やタックル、釣り方において、かなりの違いがあります。どちらも楽しい釣り方で、それぞれの魅力があります。
しかし、初めてイカ釣りをする方は、「結局どっちがカンタンなの？」と疑問に思いますよね。そこで、次にイカメタルとエギングどちらから始めるのが良いのか解説していきます！
「イカメタル」と「エギング」どっちから始める？
イカメタルとエギングはどちらも、初心者でも始めやすい釣りです。しかし、あえて一つを選ぶとしたら、イカメタルから始めるのがおすすめです。
イカメタルは、エギングに比べて釣り方がシンプルで、初心者でも比較的簡単に始められます。そして、その中でタックルの扱い方など釣りの基本を身につけることができます。また、さまざまなイカを狙えるため、イカ釣りの楽しさを幅広く味わうことができるでしょう！
一方、エギングは、キャストスキルが必要な場合もあり、イカメタルに比べて難易度が高い釣りです。しかし、ゲーム性が高く、大型のイカを狙えるため、釣りの醍醐味を味わうことができます。また、ティップランエギング、ショアエギングなど他のエギングにも派生させていけるので、楽しみ方の幅も広がります！
イカメタルとエギングは、どちらも魅力的な釣りです。自分に合った釣りを見つけて、ぜひイカ釣りを楽しんでみてください。
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています！
