エギング始めてみたいけど、
「漁港といっても広すぎて、どの場所が良いかわからない。」
「エギングのシーズンはいつなのか。」
「1日のうちどの時間が釣れるのか。」
そのような心配をされている方のために、この記事ではエギングの基本や初心者が漁港で狙いべきポイントを解説していきます。これからエギングを始めてみたいという方は、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
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エギングのメインシーズンは春と秋!
エギングのメインシーズンは春と秋です。エギングのメインターゲットとなるアオリイカは3月~6月、春から初夏にかけて産卵を迎えた大きなサイズが狙えます。10月頃には夏の終わりごろに孵化した子イカが手ごろなサイズに成長したくさん釣れます。
少し整理しますね。
1月、2月はオフシーズン
3月、4月、5月、6月は親イカシーズン
7月、8月オフシーズン
9月、10月、11月、12月は子イカシーズン(←初心者はココがおすすめ)
産卵するのが遅かったイカや、早く生まれた子供のイカが釣れることもあるので、厳密にいうとアオリイカはオフシーズンでも釣ることができますが、上級者向けですね。なので、初心者の方は9月、10月、11月、12月は子イカシーズンで数をたくさん釣ってしっかり腕を磨いて3月、4月、5月、6月の親イカシーズンで大物を狙いましょう。
エギングに最適な時間帯はマズメ時
アオリイカエギングには、マヅメ時がベストです。マズメ時とは日の出・日の入り前後のこと。早朝と夕方ですね。早朝なら朝4:00〜5:00。その時間帯になるとプランクトンなどが一斉に動き出し、それをエサとする小魚やアオリイカもご飯の時間になります。
そのタイミングでエギで誘ってあげてください。夕方も同じ現象が発生しますが、早朝の方が時間帯が絞りやすいです。
でも初心者の方でしたら、早朝、夕方は時期によって足場が見えづらく危険な場合もあります。慣れないうちは日中でもOKです。日中でも十分釣ることができます。水がクリアであればエギを追ってくるイカを直接目視できるので、イカの反応を観察しながら楽しく釣ることができますよ。
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エギング初心者が漁港を狙うべき理由
漁港エギングにはメリットがたくさんあります。
《漁港でエギングをするメリット》
- アオリイカが多い
- 足場が安全
- ポイントを探り歩ける
まず、漁港にはアオリイカが多いです。隠れ家となる岩陰やウィード(海藻)がたくさんあるためですね。さらに、エサとなるアジやイワシなどの小魚も豊富にいるので、アオリイカにとっては絶好のポイントになります。
2つ目のメリットは、足場が安全なことです。釣り初心者が磯の上に乗って釣りをすると、落ちてしまうことがあり危険と言えます。しかし、漁港であれば平坦な堤防になっていることが多く、釣りが初めてという方でも安心です。
最後に、複数のポイントを探り歩けることも大きなメリットですね。漁港には砂地や停留船、テトラなどたくさんの障害物(ストラクチャー)があります。そのため、ひとつの漁港の中でも種類の違うポイントを攻められるので、アオリイカに遭遇する確率もグッとあがることが多いです。特に初心者の方の中には、どこにエギを投げればいいか分からないという方も多いはずなので、ポイントが多い漁港はとても有利になれる場所と言えますね。
【漁港でエギング】初心者におすすめのポイント
「漁港広くてどこをポイントにしたらいいかわからない…」
そんな初心者の方の悩みを解決します。
今回、ポイントを紹介するにあたって初心者の方はもちろん、子どもづれのご家族もターゲットとします。子イカが釣れやすい秋に、安全で波が穏やかなポイントで絞らせて頂きました。
港内
堤防にきたら、一番狙いやすい場所ですね。足場もしっかりしていて初心者の方、ご家族でも楽しめます。
なぜ堤防の内側かというと秋の子イカはまだまだ小さい為、外敵から襲われることもあります。なので、四方に守られている安全な場所は子イカにとってもすごく居心地がいいんです。釣り方は、すぐに遠くにエギを飛ばしてもいいんですが、足元からゆっくり、エギをしずめて、底の方で休んでいるイカを誘いあげてください。
初心者なのであまり人が混んでる場所でやりたくない。家族だけで楽しみたい、そう言ったかには堤防の内側はポイントの場所がたくさんあるのでおすすめです。
堤防の角
漁港にある堤防は直線的な場所だけではなく必ず四隅には角があります。堤防の角には潮がぶつかり、プランクトンや小魚がたまりやすくそれをエサにしているイカが自然と集まる場所です。
ここでもすぐに遠くにエギを飛ばすのではなく、せっかくいいポイントで釣るので、まずは一呼吸おいてゆっくり少しだけキャストして足元から攻めていきましょう。特に初心者の方は焦ってはいけません。ゆっくり攻めて、イカに嫌われないように優しく誘い出してあげてください。イカの反応がなければ、徐々に探る範囲を広げてください。
堤防の外側
少し慣れてきたら堤防の外側を狙ってみるのも面白いです。外側になると潮の流れでイカが見えないことありますが、イカがいないわけではないです。目では確認できない場所も水の中には岩山があります。そういった場所にもイカがいますので、10メートル間隔くらいでしっかりと区切って探していく事が大事です。
「いやいや、堤防にきたらまっさきに堤防の先端でしょ!」
たしかにおっしゃる通りです。堤防の先端は潮通しがよく、潮通しが良いと海水を好むアオリイカにとっては、快適なポイントになりやすいです。ただ、堤防の先端は場所が限られてきますので当然人が集まって混んでいることが多いです。
もちろん。人が集まっている場所はアタリがあると思いますが、初心者の方は慣れてないので、混んでるところで釣るよりは広い場所でのんびり楽しみ、ご家族の方も混んでるところで、わざわざ釣るよりは、広い場所でイカ釣りを楽しみながら、子ども達との時間を大事にしてください。
漁港エギングでアオリイカを爆釣しよう!
初心者の方、ご家族の方がエギングを楽しむポイントなどをまとめてみました。シーズンに関してはオフシーズンが1月、2月、7月、8月と1年を通して4ヶ月だけで、後はメインシーズンで楽しめます。特に、初心者の方は9月、10月、11月、12月と子イカシーズンでたくさん数を釣ってうでをみがいて、3月、4月、5月、6月で親イカで大物をねらう、という流れがおすすめです。ご家族で楽しみたい方は子イカシーズンを狙ってたくさん釣りながらワイワイ楽しんでください。
場所のポイントに関しては、まだまだたくさんあります。たとえば、
【藻場】
藻場といえば、春シーズンで大物がねらえる高スポットです。
【カケアガリ】
どこにでもあるわけではないですが、もしあれば狙えるポイントです。
(カケアガリとは浅い場所と深い場所の境目にある斜面のこと。)
【船】
船の下は影になっているためアオリイカにとって外敵から身を守りやすい場所です。
【ロープ】
船を係留するためなどに海の中に入っているロープにも、小魚が寄ってくるので、アオリイカが近くに潜んでいる可能性があります。ただ、こういうポイントは根掛かりがおこりやすいです。(根掛かりとは、釣りなら針、ルアー、イカ釣りならエギが障害物にひっかかる)無理やりひっぱればせっかくのエギをロストしてしまう可能性もあります。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事からどうぞ!
それでは良いエギングライフを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!