アオリイカを狙う釣り方として、エギングが人気を集めています。その中でも、近年注目を集めているのが「ティップランエギング」と「ボートエギング」です。
本記事では、ティップランエギングとボートエギングの違いについて、タックルや釣り方の観点から詳しく解説していきます。それぞれのメリットやデメリットも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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ティップランエギングとボートエギングの違い
ティップランエギングとボートエギングは、どちらも船からアオリイカを狙う釣り方ですが、釣り方やタックルにはいくつかの違いがあります。ここでは「釣り方」と「タックル」の2つの観点からティップランエギングとボートエギングの違いを解説していきます!
ティップランエギングとボートエギング『釣り方』の違い
まずは、それぞれの釣り方の違いを見ていきましょう!
ティップランエギングの釣り方
ティップランエギングは、船をアンカーで固定せず、潮の流れに流してアオリイカを狙う釣り方です。エギをキャストせず船べりからそのまま投入して、ラインを張った(テンションをかけた)ままフォールさせてアタリを待ちます。穂先が軟らかいロッドを使うことで、わずかなアタリを捉えやすくなり、よりゲーム性が高まる釣りです!
また、ティップランエギングは、狙うレンジも水深10m〜50mとかなり深い場所まで狙うことが可能です。
ボートエギングの釣り方
一方、通常のボートエギングでは、船をアンカーで流れないように固定してアオリイカを狙います。岸からのエギングのようにエギをキャストして探る釣り方です。この釣り方では潮流の影響を受けないので、自分が狙った場所をピンポイントで狙えるのが特徴です。
ボートエギングで狙うレンジは20mまでの浅いポイントが一般的です。あとで解説しますが、ボートエギングで使うエギはティップラン用のエギに比べて軽いので、あまり深いとフォールに時間がかかり効率が悪くなってしまいます。そのため、イメージとしては岸(ショア)からのエギングで届かないようなポイントを、ボートで釣りにいくイメージを持っておくといいでしょう!
ティップランエギングとボートエギング『タックル』の違い
ティップランエギングとボートエギングでは、使用するタックルにも違いがあります。中でも大きく違うのは「ロッド」と「エギ」です。
ロッド
ティップランロッドは、エギの動きやアタリを感知しやすいよう、ティップ(穂先)がソリッドティップなどの繊細な作りになっています。ボートエギングロッドは、エギをキャストするので、飛距離が出たり、長めに作られているのが一般的です。
エギ
ティップランでは、エギをキャストせず、足元から落として水深10m〜50mを中心に狙うので、重めのティップラン専用エギが使用されています。重さが足りない場合は、専用シンカーなどをつけて重さ20g〜90gに調整することもあります。
一方、ボートエギングは、岸からのエギングと同じく、重さ25g以下のエギを中心に使います。
このように、ティップランエギングとボートエギングでは、明確な違いがあります。しかし、どちらか一方が優れているわけではなく、それぞれの釣り方にはメリットとデメリットがあり、それらを理解して釣り方を選ぶことが重要です!
ティップランエギングとボートエギングのメリット・デメリット
ここからは、ティップランエギングとボートエギングのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ティップランエギングのメリット・デメリット
まずは、ティップランエギングのメリット・デメリットです。
メリット
- エギを遠投する必要がないため、初心者でも簡単に始められる
- 船を流しながら広範囲を探ることができる
- アタリを繊細に感じ取ることができる
- 深いポイントも狙える
デメリット
- ショアエギングタックルを流用しずらい
- 潮or風の流れがないと釣りができない
ボートエギングのメリット・デメリット
続いて、ボートエギングのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- 好きな場所をピンポイントで狙うことができる
- 浅いポイントや潮流の少ない場所でも釣りができる
- ショアエギングタックルを流用して釣りができる
デメリット
- エギを遠投する必要があるため、初心者には難しい
- 深いポイントを狙いづらい
このように、ティップランエギングとボートエギング両方にメリットとデメリットがあるため、ご自身の好みやスタイルに合わせて釣り方を選ぶようにしましょう。
そうはいっても、エギング初心者の方なんかは「結局どっちが良いの?」と困ってしまいますよね。そこで、次におすすめの釣り方について解説します!
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エギング初心者には『ティップランエギング』がおすすめ!
結論を言うと、エギング初心者におすすめの釣り方はティップランエギングです!ティップランエギングは、エギを遠投する必要がなく、船を流しながらアタリを待つため、初心者でも簡単に始めることができます。また、ロッドも比較的短く扱いやすいので、疲れにくいのもティップランエギングをおすすめできるポイントですね!
ティップランエギングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。ティップランエギングの基本タックルから釣果アップのコツまで書かれているので、参考になるはずです!
▼ティップランエギングの仕掛け完全ガイド|おすすめタックルや釣果アップのコツを解説!
ティップランエギングとボートエギングの違いを理解して自分にあった釣り方を選ぼう!
ティップランエギングとボートエギングは、どちらも船からアオリイカを狙う釣り方ですが、タックルや釣り方にはいくつかの違いがあります。
ティップランエギングは、エギをフォールさせてアタリをとる釣り方です。穂先が軟らかいロッドを使うことで、わずかなアタリを捉えやすくなります。一方で、ボートエギングは、エギをキャストしてシャクってアタリをとる釣り方です。穂先が硬めのロッドを使うことで、遠くのターゲットにエギを届けやすくなります。
どちらの釣り方も特徴があって楽しい釣り方です!もし、どちらの釣り方が良いか迷っているのであれば、まずティップランエギングから始められることをおすすめします!初心者でも始めやすく、アオリイカ釣りを存分に楽しめるはずです!
ぜひみなさんも、自分に合った釣り方を選んで、アオリイカ釣りを楽しんでくださいね!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!