夏の終わりから冬にかけて釣れる太刀魚(タチウオ)。比較的カンタンに始められるため、「太刀魚釣りにチャレンジしてみたい!」という方は多いのではないでしょうか。
しかし、皆さん悩むのが「エサ選び」です。エサの種類が多く「どういったエサをつければ良いの?」と悩んでしまいますよね。
そこで、今回は太刀魚釣りに使うエサについて詳しく解説していきます。太刀魚を釣れやすくするマル秘テクニックもお伝えするので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!
それでは本編にいきましょう!
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太刀魚は「小魚」をエサにしている!
まず太刀魚が食べているものについて見ていきましょう。
太刀魚は鋭い歯で小魚を食べて生活しています。一般的には、イワシやアジなどの青魚を多く捕食し、場合によってはイカなども捕食することがあります。そのため、釣りに選ぶエサも小魚が中心です。
また、太刀魚は共食いをすることでも知られていて、自分よりも小さな太刀魚を見つけては捕食します。そのため、地域や釣り方によっては、小さな太刀魚をエサにしてドラゴン級の大型太刀魚を釣ることもあります。
太刀魚釣りで使う超定番エサ6選!
それでは、さっそく太刀魚釣りで使う超定番エサ6選を見ていきましょう!ここに書いてあるエサは、太刀魚の大好物ばかりで、絶対に知っておくべきエサばかりです。初心者の方で「知らなかった」という方は、ぜひ覚えておいてください!
キビナゴ
太刀魚釣りのド定番といえば「キビナゴ」です。カタクチイワシのような小さな体をしている反面、カタクチイワシよりも身がしっかりしているので、釣りに使ってもボロボロしにくいのが特徴です。
ウキ釣りで使うことがほとんどですが、ショアのテンヤや引き釣りなんかにも使えます。食いもよく、とにかく万能に使えるエサです。「どのエサを使えば良いか分からない…」という方は、まずキビナゴを使ってみましょう!
サンマ切り身
続いてご紹介するのが「サンマの切り身」です。こちらもキビナゴに並ぶ超定番エサで、ウキ釣りを始め船の天秤釣りなど様々な釣り方に使用できます。皮付きのものであれば、エサもちもよく、長時間海に入れていても身崩れを起こしにくいです。
キビナゴとサンマの切り身を持っていけば、ウキ釣りは一通り楽しめるでしょう。
サバ切り身
サンマの切り身と同じような使い方ができるのが「サバの切り身」です。サンマと同様、ショアのウキ釣りを始め、船の天秤釣りなどに使うことができます。キビナゴとセットにしてウキ釣りのエサとして持っていってもOKですし、サンマもセットにして、3つのエサでローテーションするのもオススメです。
サンマだけでは物足りないという方は、ぜひサバの切り身を持って行ってみてください!
イワシ
テンヤ釣りなどでは一番メジャーな「イワシ」。頭を取ってから、テンヤのヘッドに巻きつけて使います。テンヤ釣りといえば、船からとショア(陸っぱり)の両方から楽しめますが、イワシを使うのは船からのテンヤ釣りが多いです。
しかし、ショアからのウキ釣りなどでも使えないことはなく、切り身にして使えば太刀魚が食ってきます!
ドジョウ
ほかの釣りで使用することはあまりない「ドジョウ」ですが、太刀魚釣りでは定番のエサです!特に引き釣りでは、ドジョウを使うことがほとんどです。活きているものを釣具屋さんで購入したり、冷凍のものを買って使います。引き釣りだけでなく、ウキ釣りやテンヤに使う人もいて、比較的食い付きが良いのが特徴です。
ただし、活きたままだと扱いが難しいので、初心者の方は他のエサを使うのがオススメですね。
イカの短冊
最後にご紹介するのが「イカ」!太刀魚釣りではマイナーなエサですが、釣れる時は爆釣するエサです。短冊状になっているものを買って使ったり、スーパーでスルメイカを買ってきてご自身でさばいてもOKです。
絶対に必要なわけではないですが、「いろんなエサに挑戦したい!」というチャレンジ精神のある方は持っていくことをオススメします。思わぬところで大活躍してくれるかもしれませんよ!
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【マル秘テクニック】太刀魚(タチウオ)には紫のエサが効く!
最後に太刀魚釣りのエサを選ぶときに役立つマル秘テクニックをご紹介します。
そのテクニックとは、「紫のエサを使う」ことです。なぜなら、太刀魚から別の太刀魚を見たとき紫色に見えるからです。
冒頭でもお伝えした通り、太刀魚は共食いをします。そのため、紫色のエサを使うと小さな太刀魚が泳いでいるとカン違いしてエサに食らいついてきます。これはルアー釣りにも応用できるテクニックで、メタルジグなんかも紫色を選ぶのが基本です。
市販のものには紫色に着色したサンマやキビナゴを販売しているものもありますので、Amazonなどで是非チェックして見てください!初心者でも爆釣間違いなしです!
太刀魚釣りに行く時はエサの種類を豊富に揃えておこう!
いかがだったでしょうか。
今回は、太刀魚釣りで使うエサについて解説しました。
太刀魚はその日によってヒットしやすいエサが違います。「昨日キビナゴが良かったけど、今日はサンマがイイ!」ということもしばしば。そのため、状況に応じてできるだけ沢山のエサを試すことが釣果アップのコツです!
最低でも2種類のエサは持っていくようにしましょう!
本日の内容が皆さんの参考になれば嬉しいです。
それでは良い釣りDAYSを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!