春・秋通して大人気のエギング。皆さんはエギのカラーセレクトに迷ったことはないですか?エギングは初心者からベテランまで楽しめる釣りですが、意外とカラーセレクトが難しかったりします。そこで今回は、エギングで使える「条件別エギのカラーセレクト」について徹底解説します!
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エギのカラー構造は布×下地テープが基本!
まずは、エギのカラー構造についてご説明します。エギのカラーは大きく分けて2つのものから構成されています。一つ目は、エギの外側に貼ってある布です。そして二つ目が、布の下に貼ってある下地テープです。これらのものが組み合わさって、エギボディーのカラーが作られています。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
布
布はエギの基本となるカラーです。布自体に色が付いているものもあれば、スプレー等で吹きかけているものもあります。また、稀に布が付いていないタイプのエギもあります。
下地テープ
下地テープはエギのシルエットを決める上で重要なものになります。これによってエギのシルエットをハッキリさせたり、ぼかしたりすることができます。また、下地テープのフラッシングの有無も、カラーセレクトにおいて一つの判断基準になります。
エギのカラーセレクトは3つの条件で決めろ!
次にエギのカラーセレクトについて解説します。たくさんの人が迷ってしまうカラーセレクトですが、今から解説する条件を踏まえれば、実は誰でも簡単に判断することができます。
通常エギのカラーセレクトは、主に以下の3つの条件で判断しましょう。
- 時間帯
- 潮の澄み具合
- 光量
これらの条件を組み合わせることで、その時に最適のエギを決めることができます。それでは各条件について詳しく解説していきます。
【条件1】時間帯
まずポイントとなる条件は、時間帯です。いつ釣りをするかによって、エギのカラーセレクトは異なります。エギのカラーの中でも、特に時間帯に主に関係してくるのは下地テープの色です。
デイゲームの多い秋エギングなら、日中に有効的なカラーを知っておく必要があります。そして大型狙いのナイトゲームが多い春エギングなら、夜のパターンも把握しておきましょう。
時間帯によって下地テープを使い分ける!
日中
日中は夜に比べ日光が多いので、エギのシルエットはハッキリとしています。そのため、シルバーテープやテープ無しケイムラ でも問題なく且つナチュラルにエギの存在感をアピールできます。逆に、晴天時の日中に赤テープなどシルエット重視のエギを使うと過剰アピールになる場合があるので注意が必要です。
夜
夜は日光がないのでシルエットがハッキリするものが必要です。赤テープ系やパープルテープ系であれば、ナイトゲームでもシルエットをハッキリとさせることができます。このように色の濃いテープの方が、夜でもエギの存在感をアピールできるのでおすすめです。
朝・夕マヅメ
太陽光がオレンジ色になる朝・夕マヅメ時は間違いなく金テープです!実績が非常に高く、朝・夕焼けの色とマッチしてヒット率も格段に上がります。金テープが巻かれたエギはたくさんあるので、布カラーとの組み合わせでできるだけ多くの種類を持っておきましょう。
もし下地テープ選びに迷ったら...
オールマイティーに使えるマーブルテープがおすすめです。その名の通りいろいろなカラーが混ざっているので、どんな状況でも使えます。初心者のエギングや、パイロットルアーにも便利です!
【条件2】潮の澄み具合
続いて、潮の澄み具合によるカラーセレクト術です。海の水は澄んでいたり、濁っていたりします。そんな条件によっても、最適なエギのカラーは変わることがあります。ここでは澄み潮・濁り潮の時のおすすめカラーを解説します。
澄み潮
澄み潮の時に使用するエギカラーは、時間帯によって変えます。日中であればナチュラルにアピールできるシルバー系やブルー系の布を使ったエギ。ナイトゲームであれば、暗くてもアピール力があるピンク系がおすすめです。
濁り潮
濁り潮の時は、基本的にハイアピールのものを選びましょう。水が濁っていると視界が悪くなるため、アピール力を高めてイカにエギを見つけてもらう必要があります。例えば、日中はアピール度の高いオレンジ・ゴールド系、ナイトゲームであれば夜光系のカラーがおすすめです。
【条件3】光量
最後に光量によるエギのカラーセレクトについて解説します。ここで言う光とは、太陽光や月・常夜灯の光のことを指します。潮の濁り具合と同様に、光の量によっても視界やイカの活性は変化するので、その日の光量も考えて釣りをしましょう。
光あり(晴天時)
光がある晴天時は、過度なアピールを抑えるために赤テープやシルバーテープを選ぶのがベターです。特に日中晴天時は光の量が多いので、あまりアピールしなくてもイカからはしっかりとエギが認識できています。晴天時はナチュラルアピールのものから始めて、反応がなければ徐々にアピール度の高いオレンジやピンク系に変えていきましょう。
曇天時
曇天時はケイムラ系や夜光(グロー)系のカラーがおすすめです。曇天時に最優先に考えるべきことは「エギの存在をイカに認識させること」です。そのため、日中は紫外線発光するケイムラ系が大きな効果を発揮します。また、ナイトゲームでは、ヘッドライトなどで蓄光できる夜光タイプのエギが有効的です。
最適なエギは、
「時間帯×潮の澄み具合×光量」で判断すべし!
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これでエギのカラーセレクトは完璧!
いかがだったでしょうか?今回は、エギのカラーセレクトについてご紹介しました。解説した3つの条件を基本にカラーセレクトしていけば、エギのカラー選びに迷うこともありません!
あとは、いろいろなパターンを試してみて、ご自身でその日のあたりカラーを探してみてください!そうすれば、待望のアオリイカに会えること間違いなしです。
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!