『フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー』などたくさんの種類があるタイラバロッド。どの種類を使えば良いか迷ってしまうことも少なくないでしょう。
そこで今回は、『フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー』それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。
「どんなロッドを買おうかな?」「使い分けはどうしたら良いの?」「タイラバ初心者にオススメするロッドはどれ?」
こんな疑問を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは本編いきましょう!
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タイラバロッドは大きく分けて3種類『フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー』
まずはタイラバロッドの種類についておさらいしておきましょう!タイラバロッドには大きく分けて3種類あります。
- フルソリッド
- ソリッドティップ
- チューブラー
それぞれの特徴を見ていきましょう。
フルソリッド
フルソリッドロッドは、ロッド全体がソリッド(中が詰まっている)になっているロッドのことを言います。ロッドの中が詰まっているので、同じ強度でも細く作ることができて魚のちょっとした動きも穂先で感じられるのが特徴です。また、ロッド全体が細く作られるのでチューブラーロッドよりもしなやかに曲がります。
フルソリッドロッドについて詳しく知りたい方はコチラの記事も参考にしてみてください!
▶︎【2023年最新】人気のフルソリッドタイラバロッド9選!【メリット・デメリットも徹底解説】
ソリッドティップ
ソリッドティップロッドは、ティップ(穂先)はソリッドになっていて、バット(中間から下の部分)からグリップにかけてはチューブラーになっているロッドのことを言います。いわばフルソリッドとチューブラーを足したようなロッドです。特徴としては、ティップで繊細なアタリを感じられるのと同時にバットにはハリがあって力強いファイトができます。
チューブラー
チューブラーロッドは、ロッド全体が空洞(ストロー状)になっているロッドのことを言います。フルソリッドととは違い、ロッド全体にハリがあって、細かいアタリを手元まで伝えてくれます。また、曲がり過ぎないのでシャープな動きができるのが特徴です。
以上を踏まえて、それぞれのロッドのメリットとデメリットを見ていきましょう!各ロッドがどのような状況に向いているのかも解説しますので、ぜひ自分はどのロッドが良いか考えながら見てみてください!
【種類別】タイラバロッドのメリットとデメリット『フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー』
タイラバロッドを選ぶときは、各種類のメリットとデメリットをきちんと理解して選ぶことが大切です!そうすることで、各ロッドの最大限のチカラを発揮できますし、真鯛がキャッチできる確率も上がります!一緒に各ロッドのメリット・デメリットを見ていきましょう。
フルソリッドタイラバロッドのメリットとデメリット
メリット
フルソリッドロッドを使うメリットは、なんと言っても「バラシが少ない」ことです。ロッド全体がしなやかに曲がってくれるので、フッキングが難しいタイラバでもしっかりと魚の動きに合わせてフッキングしてくれます。タイラバ初心者でアワセのタイミングが難しいと感じている方でも、リールを巻いているだけでオートマチックにフッキングしてくれます。「フッキングのタイミングが分からない…」という方にはぴったりのタイプです!
デメリット
逆にデメリットは、「シャープなフッキングが難しい」ことです。フルソリッドロッドはしなやかに曲がるので、バシッとフッキングを決めたいときには向きません。上級者の方など、掛けのタイラバをやっていきたいという方はフルソリッド以外のロッドを使うことをオススメします。
【こんな時にオススメ!】
フルソリッドが向いている状況
- フッキングのタイミングが分からないとき。(特に初心者)
- 真鯛の活性が低く、ショートバイトが多いとき。
オススメのフルソリッドロッド
ソリッドティップタイラバロッドのメリットとデメリット
メリット
ソリッドティップのメリットは。「オールマイティに使える」ということです。ソリッドティップロッドはフルソリッドとチューブラーの良いとこ取りをしているので、あらゆるシチュエーションで使えます。食いが渋いときは柔らかいティップがフッキングをサポートしてくれますし、シャープにフッキングしたいときもチューブラーのバットを使ってフッキングすることができます。「1本でいろいろ対応できるようにしたい」という人にはピッタリのロッドです!
デメリット
これと言って大きなデメリットはないのですが、あえて言うなら「どっちつかず」という点でしょう。もちろんソリッドティップロッドはオールマイティに使えて便利ですが、「乗せのタイラバ」と「掛けのタイラバ」どちらかに特化してやりたい人にとっては少し物足りないかもしれません。「それぞれのタイラバを極めていきたい!」という人は、フルソリッドロッドとチューブラーロッド両方買うことをオススメします!
【こんな時にオススメ!】
ソリッドティップが向いている状況
- 1本でオールマイティに使いたいとき
オススメのソリッドティップロッド
チューブラータイラバロッドのメリットとデメリット
メリット
チューブラーロッドのメリットは、「シャープな動きができる」ことです。ソリッド系のロッドと違いチューブラーはロッド全体にハリがあるので、手元の動きがほぼダイレクトにタイラバに伝わってくれます。そのため、バシッと積極的にフッキングする「掛けのタイラバ」をやっていきたい方にオススメです。また、ロッドにハリがある分、少し遠投するときなんかにも使いやすいです。
デメリット
チューブラーロッドは、真鯛の食いが渋いときは向きません。食いが渋いときはショートバイトになりやすく、真鯛がタイラバを食ってもアタリを弾いてしまうことが多くなります。そんなときにハリのあるチューブラーを使っていては、フッキングできません。真鯛の食いが渋いときは、魚の動きに追従できるフルソリッドやソリッドティップのロッドを使うようにしましょう!
【こんな時にオススメ!】
チューブラーが向いている状況
- 積極的にフッキングしていきたいとき
- キャスティングでタイラバをするとき
オススメのチューブラーロッド
状況によって臨機応変に対応するためには、2タイプ以上のロッドを持っておくと便利!
ここまで「フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー」それぞれの特徴についてみてきました。しかし、「自分は初心者だからどのロッドが良いのか分からない…」と悩んでいる方もいると思います。
ご安心ください!
そんな方のために、次は「タイラバ初心者にはどれがオススメなのか」について解説します!
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タイラバ初心者は『フルソリッドロッド』がオススメ!
結論から言うと、タイラバ初心者にはフルソリッドのタイラバロッドがオススメです。その理由は、フッキングが簡単だからです。タイラバ初心者が困るのがフッキングのタイミングですが、先ほども言ったとおりフルソリッドロッドは全体的に柔らかいため、フッキングしなくてもオートマチック(自動的)にフッキングしてくれます。実際にフルソリッドロッドを使って初心者の方もたくさん真鯛を釣っています。初めてのタイラバでできるだけ簡単に真鯛を釣りたいなら、フルソリッドロッドを持っていくことをオススメします!
フルソリッドロッドを使っている場合でもバラシの可能性はあるので、フッキング後に追い追いアワセしておきましょう!
タイラバロッドは状況によって『フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラー』を使い分けよう!
いかがだったでしょうか?
今回は「フルソリッド・ソリッドティップ・チューブラーのタイラバロッドの違い」について解説してきました。それぞれのロッドにメリットとデメリットがあるので、状況によって使い分けることが重要です。そうすれば、誰でも簡単に真鯛が釣れますし、より快適にタイラバゲームを楽しむことができます!この記事の内容をもとに、是非お気に入りのタイラバロッドを見つけてみてくださいね!
それでは良いタイラバライフを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!