釣れる魚種がたくさんある秋の堤防釣り。釣り初心者でも海釣り入門しやすい季節です。でも、初めて釣りをする時にどんな魚種を狙えばいいかわからないという人も多いと思います。そこで今回は、堤防釣りで秋に釣れる魚の数々を釣り方と一緒にご紹介します。
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秋の堤防釣りはおすすめ魚種がいっぱい!
秋は堤防釣りのパラダイスといっても良いくらいたくさんの魚種が釣れる季節です。ビギナーからベテランまでたくさんの人が釣りに出かけます。そのため、お子さんや初心者の釣り入門に絶好の季節です。今回ご紹介する魚種は初心者の方でも簡単に釣ることができる魚ばかりで、ファミリーフィッシングにもおすすめです!それでは、秋の堤防釣りで釣れる魚種を一緒に見ていきましょう。
秋の堤防釣り魚種:アオリイカ
まずはじめはアオリイカです。秋のアオリイカは数釣りシーズンといって、大きいサイズよりも数を釣ることがメインになります。新子と呼ばれる子供のアオリイカがたくさんいて、初心者でも簡単に釣ることが出来ます。そのため、秋のアオリイカシーズンはエギング入門に最適の季節を言えます!
アオリイカの釣り方は、エギングがベスト!
エギング
アオリイカの釣り方は、ウキ釣りやヤエン釣りなどたくさんありますが、秋のエギングでもっともおすすめなのは、断然エギングです!その理由は、アオリイカの多さとフットワークの軽さです。秋のエギングはラン&ガンと言われ、数回エギを投げて、次のポイントへというフットワークの軽い釣り方で数釣りをする季節になります。そのためエギング初心者でも釣りやすく、入門に最適とされています。その上、エギングセットは釣り具屋さんで比較的安価で売っているので、初心者の方もすぐ始められるという魅力もあります。
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秋の堤防釣り魚種:タチウオ
もう一つ、秋の堤防釣り定番ターゲットといえばタチウオです。その銀色のキラキラした魚体はまるで刀のようです。群れでいることが多い魚で、1匹釣れると、何匹も釣れることがよくあります。一般的な釣り方は、キビナゴをエサにしてアタリを待つウキ釣りです。他にもメタルジグやワインド釣法といったルアー釣りでも狙うことが出来ます。
タチウオの釣り方は、ウキ釣りかワインド
ウキ釣り
ウキ釣りはタチウオエサ釣りの代表的な釣り方で、全国的に人気です。タチウオは夜行性なので、ウキは電気ウキを使います。そして、エサはキビナゴと呼ばれる小魚を使用します。アワセのタイミングは初心者の方は少し難しいかもしれませんが、ウキが沈んだ時のドキドキ感と興奮は一度経験したら忘れられません!
ワインド釣法
もう一つ、初心者にオススメの釣り方がワンド釣法です。ワインド釣法とは、ジグヘッドをワームを使う釣り方で、ロッドを上下することでワームを左右に移動させてタチウオを釣ります。ワームが左右に動く姿をタチウオが小魚と間違えて喰ってくるという訳です。ワームの中にケミライト(発光体)を入れると釣果アップの可能性大です!こちらは誰でも比較的簡単に釣ることができるので、釣り初心者の方におすすめの釣り方です。
秋の堤防釣り魚種:青物(ブリ、カンパチ)
秋の堤防釣りの魅力の一つが、青物などの大物が陸っぱりから釣れるということです。普段の堤防釣りでは、青物はなかなかお目にかかれない魚です。秋は小魚を追って接岸してくるワラサ(ブリの幼魚)やショゴ(カンパチの幼魚)が比較的簡単に釣ることができます。幼魚でも引きは抜群で、青物の強い引きを楽しみたいという方は青物狙いもおすすめです。
青物の釣り方は、泳がせ釣りかルアー釣り
泳がせ釣り
青物の釣り方一つ目は、泳がせ釣りです。泳がせ釣りとは、アジなどの活きた小魚を泳がせて、それをエサに青物などのフィッシュイーターを釣る方法です。泳がせ釣りは複雑なロッド操作などが無いため気軽に出来る反面、アワセのタイミングや魚を泳がせる層をコントロールしたりと奥が深い釣り方です。釣り経験者で青物釣りに挑戦してみたいという人は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください!
ルアー釣り
青物の釣り方二つ目は、ツアー釣りです。青物釣りで使用するルアーは、メタルジグが簡単で初心者にもおすすめです。ルアーアクションは、ロッドを上下にしルアーを水中で跳ね上げさせます。その他にもリトリーブといって、ただ単に巻いてくるだけのアクションも効果的です。メタルジグの他にもミノーやポッパーなどのトップウォータールアーを使ってみるのもいいでしょう。
秋の堤防釣り魚種:サゴシ(サワラの幼魚)
鰆という漢字から春のイメージが強いサワラ・サゴシ(サワラの幼魚)ですが、堤防から狙うなら秋が釣りやすくおすすめです。小さくても激しく暴れるフィッシュイーターで、スリリングな釣りをしたい人にはぴったりの釣りです。日中でも釣れないことはありませんが、より釣果を伸ばしたいなら朝・夕マヅメに釣るのがベストです!
サゴシの釣り方は、メタルジグがおすすめ!
メタルジグ
サゴシの釣り方でおすすめなのは、メタルジグです。サゴシは早く動くものにはんのがよく、反射的に喰ってくる習性があります。そのためメタルジグを使った、リトリーブや早いスピードでのジャークなどのルアーアクションが効果的です。サゴシの歯はとても鋭いので、ワイヤーリーダー、鈎外しプライヤーは必須です。ワイルドなフィッシュイーターのサゴシを釣りたい方は、秋がチャンスですよ!
秋の堤防釣り魚種:スズキ
シーバスという名前でも知られる海釣りの定番ターゲットスズキ。基本的には1年中釣れる魚ですが、エサとなるアジやイワシが接岸する晩夏〜秋は活性が高く、初心者にも狙いやすい季節です。ルアーフィッシングのターゲットしても非常に人気で、ビギナー・ベテラン問わずたくさんの人が楽しめる釣りです。
スズキの釣り方は、ルアー釣り
ルアー釣り
スズキの釣り方で断然おすすめなのが、ルアー釣りです。シンプルなタックルで始められ、釣りができるポイントが多い釣り方です。使用するルアーは、ミノーやプラグ、トップウォーターなどたくさんあります。釣り具屋さんなどでシーバスルアーセットを購入するだけで、あとは釣り場に出かけるだけでOK!河口付近の堤防や漁港周りなど、あらゆるところでスズキは狙うことができます。釣ったスズキはムニエルにすると、淡白な白身がとっても美味しいですよ。
秋の堤防釣り魚種:ハゼ
河口釣りの人気ターゲットであるハゼ。小さいながらもゲーム性が高く繊細な釣りは多くのベテラン釣り師を魅了しています。タックル自体は軽く初心者やお子さんでも簡単に扱うことができるため、気軽に始められます。釣れたハゼは、天ぷらにして食べると絶品です!
ハゼの釣り方は、専用仕掛け
専用仕掛け
ハゼの釣り方は専用のハゼ仕掛けを使います。エサ釣りで、イソメやゴカイなどの虫エサを使います。もし、虫エサが苦手という方は人工ワームでも問題ありません。河口付近にある堤防から、浅瀬の河口部分に向かって投げると、ちょんちょんという小さなアタリがあります。その繊細なアタリが非常に楽しい釣り方です。ハゼの釣り方にはクランクをいうルアーを使った釣り方もありますが、初心者の方には複雑な操作が必要ない専用仕掛けがおすすめです。
秋の堤防釣り魚種:カマス
最後にご紹介する秋の堤防釣りターゲットは、カマスです。干物でも有名なカマスは秋に堤防から釣ることができます。カマスは群れで行動するため、1匹釣れると続けて釣れることが多い魚種です。小さいイワシなどを餌にしていて、朝・夕マヅメに漁港周りに回遊してきます。
カマスの釣り方は、マイクロジグ
マイクロジグ
カマスを狙うなら、マイクロジグがおすすめです。マイクロジグとは、青物釣りなどで使用するメタルジグを小さくしたもので、3gぐらいの小さいものから10gくらいのものを指します。マイクロジグをリトリーブ(ただ巻くだけのルアーアクション)するだけでカマスは釣れるので、とっても簡単なターゲットです。気軽にルアーフィッシングを始めたいという方には最適の魚種と言えます!
色んな魚種を釣って、秋の堤防釣りを楽しもう!
いかがだったでしょうか?今回の記事では、秋に堤防で釣れる魚種についてご紹介しました。ルアー釣りからエサ釣りなど様々な釣り方がありましたが、どれも比較的簡単で、海釣り入門にぴったりの釣り方です。秋の行楽シーズンにどこか釣りに出かけたいという人は、ぜひ今回ご紹介したおすすめ魚種を狙って、堤防釣りに出かけてみて下さい!
そのほかの季節の堤防釣りはこちら!
▼春に釣れる魚を知りたい方はコチラ!
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▼冬に釣れる魚を知りたい方はコチラ!
釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!