近年さらに人気が高まっているエギング。
ターゲットであるアオリイカは、
釣れる季節は大きく分けて2つあります。
今回は、春のアオリイカエギングの
釣り方やポイントの選び方を徹底解説します。
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エギングで釣るアオリイカとは
釣れる時期
春(3月〜5月)
まずはじめに、
アオリイカが釣れるのが春です。
3月〜5月頃にかけて釣れます。
産卵時期で大型のアオリイカが
多いシーズンです。
この時期のアオリイカは
大人になっているものが多く警戒心が強いので、
どちらかというと中級者〜上級者向けの釣りになります。
秋(8月末〜11月)
次に釣れるのが秋です。
はっきりとした時期は地域によりますが、
概ね8月末から釣れ始め、
11月頃まで釣れます。
小型サイズが多く、
数釣りが楽しめます。
初心者のエギング入門におすすめのシーズンです。
あまりにも小さいサイズのアオリイカがかかった時はいかに触らず、逃がしてあげましょう。
春のエギングで狙うべきポイント!
エギングでアオリイカを釣るには、
他の釣りと同様ポイント選びが重要になってきます。
釣れやすいポイントを狙い撃つことで、
効率よく高確率でアオリイカに出会うことができます。
ここでは、春のエギングで狙うべき鉄板ポイントを4つご紹介します。
藻・シモリの近く
まず一つ目は、藻場です。
春イカエギングの代名詞といってもいいポイントで、
高確率で大型アオリイカが潜んでいます。
春のイカは産卵個体が多く
その産卵場所となる藻場は、必ずエギを通しておく場所です。
大型のアオリイカは簡単にはエギを抱いてくれないので、
じっくりと探っていきましょう。
藻が引っかかる人にはシャロータイプのエギがおすすめ!
藻にエギが引っかかる事も多い藻場ですが、
横にダートさせて幅広く探ったり、シャロータイプのエギを使うと
簡単に攻略できます!
急に深くなっている所
次に探っておきたいのが、急に水深が深くなっている場所です。
船の通り道や堤防の敷石の切れ目、
海の色が濃くなっている所がこれにあたります。
こういった場所は、潮のゆるい部分ができやすく
アオリイカが休んでいることがあります。
また、地形の性質上かけ下がり部分には藻が自生しやすく、
先ほど書いたように産卵個体も居着いている可能性が高いです。
遠投タイプのエギで探ってみましょう。
沖磯
春エギングでは沖磯も絶好のポイントになるでしょう。
大型アオリイカが隠れられるくらいの水深があり、
他のエギンガーも少ないエリアです。
そのため、
ショアから狙う場合に比べて、
スレたイカが少ないのもメリットの一つです。
沖磯に渡るにはほとんどの場合、渡船を利用します。
船頭さんにおすすめのポイントを聞いてみるのもいいでしょう。
事前に予約が必要な場合がほとんどなので、
ホームページなどで確認しましょう。
磯からのエギングについては、コチラ!
ボトム付近
最後に春エギングで狙いたいのが、ボトム付近です。
秋イカは表層に浮いていることが多いですが、
春の大きい個体は深場に沈んでいることも多く
ボトム付近を丁寧に探っていくことが
高釣果のカギになります。
4.0号など重めのエギを使って海底から1m〜1.5m付近を
ゆっくりとしたしゃくりで通していくのがおすすめです。
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春イカエギングに使うエギの種類と選び方
次は、春エギングで使うべきエギの選び方についてご紹介します。
エギングに使うエギにはたくさんの種類があって、
どれを使うか迷う人も多いと思います。
そんな方は以下の選び方を参考にしてみてください!
エギのカラー
オレンジ・ピンク系
春秋問わずエギングに必須のカラーがオレンジ・ピンクです。
アピール力が強く、
一日のはじめにパイロットルアーとしても使いたいカラーです。
非常に使い勝手が良いので、
タックルボックス の中に少なくとも2〜3本は入れておきましょう。
ブルー・オリーブ系
春イカを狙う上で、特に意識したいのがブルー・オリーブ系のカラーです。
初春は冬の流れでまだ水が澄んでいることが多く、
イカの警戒心も強いままなことがあります。
そんな時にナチュラルにアピールできる
ブルー・オリーブ系のエギが活躍するはずです!
藻場などでも辺りに違和感を与えることなく釣ることができます。
グロー・夜光系
最後にタックルボックス に入れておきたいのが、グロー・夜光系のカラー。
夜行性であるイカはナイトエギングで狙うのも楽しいものです。
特に春イカは警戒心が強い日中よりも夜の方が高釣果が期待できます。
そんな時に必須なのが、グロー・夜光系のエギです。
ヘッドライトで蓄光させてからキャストするとアピール度も上がりますし
エギンガーからの視認性も上がるのでおすすめです。
エギのサイズ
3.0号
3.0号のエギは、春エギングではあまり使わない事が多いです。
どちらかというと秋に多用するサイズですが、
春でもイカが小さい時や、アピールを弱めたい時に使用することもあります。
タックルボックスの中に1〜2本入れておくと安心です。
3.5号
3.5号は春エギングで必須のサイズです。
最も多く使用するため、タイプ・カラー共に一番種類を揃えておきたい所です。
同じ3.5号でもメーカーによって形状やタイプも違うので、
深場を狙うディープタイプから浅い藻場を狙うシャロー・ダートタイプまで
バラエティー豊富にしておきましょう。
4.0号
こちらも春エギングでは活躍機会の多いサイズです。
3.5号を中心に、状況に応じでアピールを強めにしたい時や
ディープを狙う時などは、4.0号を使用するのがおすすめです。
3.5号と同様にタイプ・カラー共に種類を取り揃えておきましょう。
エギのカラーセレクトについては、コチラ!
春エギングにおすすめのエギ5選
前項で春エギングに必須のエギのカラーとサイズをご紹介しました。
それを踏まえた上で、ここでは実際におすすめのエギを厳選してご紹介します。
これを持っていけば間違いなし!
これから釣りに行くという人は必見の最強エギです。
エギ王 LIVE シャロー
まずご紹介するのが、「エギ王 LIVE シャロー」です。
春エギングの必須ポイントである藻場を攻めるのに絶好のエギと言えます。
カラーの種類が多いのも魅力の一つです。
エギ王 LIVE ディープ
深場攻略には「エギ王 LIVE ディープ」が最適です!
先ほどのエギのディープタイプで、遠くのかけ下がりを探るのにおすすめです。
ファストフォールで潮の影響を受けにくく、
テンポよく春イカを狙うことができます。
エギーノぴょんぴょんサーチ
どんなエギンガーでもパイロットルアー的に使えるのが
「エギーノぴょんぴょんサーチ」です。
その名の通りイカの存在を探るのに適しており、
釣り場について最初の1投におすすめのエギです。
エメラルダス ステイ タイプS
数あるスローシンキングタイプのエギの中でも、
特にフォール姿勢が安定しているのが「エメラルダス ステイ タイプS」です。
スタビライザーを本体につけることで、
非常に安定したフォール姿勢を維持することができます。
エメラルダス ダート II Type S / Type SS
Type Sからフォールスピードをさらに遅くしたのが
こちらの「エメラルダス ダート II Type S / Type SS」です。
実績のあるポイントなどをしっかり入念に探りたい時の救世主です!
藻場を攻めることが多い春イカエギングでは必須のエギです。
4.0号が2020年3月に発売され、
さらに春エギングで活躍すること間違いなしです。
エメラルダス ヌード
その名の通り、表面に布をまとっていないエギで、
イカに警戒心を与えにくいのが特徴です。
また、適度なフォールスピードも使いやすい理由の一つです。
このエギはオールマイティーに使えるうえに、
敏感な春アオリイカにも警戒心を与えにくいので必ず持っていたい1本です。
【実践編】春エギングの釣り方のコツ
それでは次に、
実際に春アオリイカを釣る時のコツについて解説していきます。
今回は絶対に押さえておきたいコツ5つをご紹介します。
エギング初心者の方も経験者の方もこれらのコツを意識して
春エギングを攻略してみてください!
遠投して深場のイカを狙え!
まず一つ目が、「遠投する」ことです。
足元でサイトフィッシングできる秋とは違い、
春イカは大人になっているものが多く、深場にいることが多いです。
そのため春エギングでは、遠投することが必須になってきます。
遠投するコツは、垂らしの部分を長め(1〜1.5ヒロくらい)
にとってキャストすることです。
そうすると遠心力で遠くまでエギが飛びやすくなります。
飛距離を伸ばすキャスト方法については、コチラ!
春イカはロングステイが基本!
次に、「ロングステイ」です。
こちらもマスター必須のスキルです。
春の大型アオリイカは、
短いステイだけではエギを抱いてこないことが非常に多いです。
そんな時に使えるのがロングステイで、イカの警戒心を解くことができます。
人によっては5分以上ステイさせる事もあるくらいです。
その間イカはエギを観察しているので、
ステイ姿勢には常に意識を向けましょう!
『エギ王K』なんかは
姿勢が安定するのでイイですね!
エギを潮に流すティップランも効果的!
大きくなればなる程アタリが取りにくくなるアオリイカですが、
そんな時に使えるのが、「ショアティップラン 」です。
元々は船の上からやるのが一般ですが、それを応用したもので、
潮の流れを使ったショアからする釣りです。
ショアティップ専用のロッドを使うと、
イカのわずかなアタリを取ることができます!
ゲーム性が高く、非常に面白い釣り方です。
フッキングはやや強めに
次のコツは、「やや強めにフッキングする」ことです。
大きいアオリイカの場合しっかりフッキングしないと
バラしてしまうことが多いです。
やや強めにアワせることで、バラシの確率を減らすことができます。
しかし、あまり強くしすぎると身切れしてしまうので、
「やや強め」という程度にとどめましょう。
ランディングは必ずタモかギャフを使おう!
イカが釣れたら必ず「タモかギャフでランディング」しましょう。
大きい個体が多い春イカは、ランディングツール無しで抜き上げてしまうと
身切れしたりラインブレイクの原因になります。
大切なイカを確実に上げるためにも、ランディングツールは必須です。
春のアオリイカはゲーム性が高い釣り!
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、
春アオリイカの釣り方のコツとエギの選び方についてご紹介しました。
秋エギングに比べてサイズもアップして警戒心が強くなり、
比較的上級者向けの春エギング。
しかし、その分ゲーム性も高まり
一度連れればハマること間違いなしの釣りです!
グイっグイっという大きいアオリイカの引きを楽しんでみたい方は、
今回の記事でご紹介したエギと釣り方を使って
ぜひ春エギングに挑戦してみてください!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!