陸っぱりから青物の強烈な引きを楽しめると人気のショアジギング。しかし、アングラーの中には「ショアジギングでなかなか釣れない…」、「どうやったら釣れるの?」と悩んでいる方も多いはず。
そこで、今回はショアジギングで釣れない時の解決法について詳しく解説していきます。上級者のアングラーは必ずやっているテクニックなので、ショアジギングで伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
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ショアジギングで釣れない8つの原因と解決法!
ショアジギングで魚が釣れない原因はたくさんありますが、その中でも重要なのが次の8つです!
- メタルジグのサイズが合っていない
- メタルジグのカラーやタイプが合っていない
- アクションが単調
- 魚の警戒心が強い
- バイトが浅い
- 潮が悪い
- 時間帯が悪い
- 広範囲を探れていない
このような状況になると、ショアジギングでも釣れないことが多くなります。
しかし、それぞれの原因に対して解決策もキチンとあります。上級者の方はみんなやっているテクニックですので、覚えておいておくと絶対に役立つはずです!
それでは、ひとつひとつ詳しくみていきましょう!
メタルジグのサイズが合っていない
ショアジギングで釣れない時にまず考える原因は、「マッチザベイトしてない」ということです。マッチザベイトとは、ルアーのサイズをターゲットフィッシュの餌(ベイト)である小魚のサイズと合わせることを言います。
ショアジギングで釣れない時は、このマッチザベイトができていないことがあります。ジグのサイズがベイトよりも大きかったり、小さかったり。ベイトとマッチしていないとターゲットフィッシュが餌と認識せず、アタックしてきません。
【解決法】▶︎ベイトサイズにジグを合わせる
「全然食ってこないなぁ」と感じた時は、まずベイトとなっている魚のサイズを確認しましょう。港でイワシが泳いでいたり、近くで豆アジが釣れていたりするはずです。その魚のサイズを確認して、ジグのサイズを変更してみるといいでしょう。ヒットする確率が上がるはずです!
メタルジグのタイプが合っていない
ショアジギングで釣れない理由の2つ目は、「メタルジグのタイプが合っていない」とういことです。タイプが違うとアクションがちがうため、青物などの反応も変わってきます。また、魚によっても食いやすいメタルジグのタイプが違うため、ターゲットとなる魚に合ったタイプを使えていないと、釣果がガクッと下がってしまうことも。
ちなみに、青物を狙うときはスリムタイプが良く釣れますし、根魚を狙うときはリアバランスタイプが良く釣れますよ!
【解決法】▶︎シチュエーションに適したタイプを使う
メタルジグには大きく分けて3つのタイプがあり、ショアジギングで釣果を上げるためには、シチュエーションに合ったメタルジグを使う必要があります。
魚の活性が高い時は、大きなアクションに優れたフロントタイプ。遠浅のポイントや遠くのナブラを打ちたい時は、飛距離に優れたリアバランス。魚の活性が低くショートバイトの時や根魚を狙いたい時は、ヒラヒラとしたゆっくりアクションが特徴のセンターバランスを使ってみましょう。
アクションが単調
「周りは釣れてるのに、自分だけ釣れない…」なんてことよくありますよね。
そんな時は「アクションが合ってない」ことがあります。ジグの動かし方ひとつで魚の反応は変わるものです。ベイトの種類やターゲットの活性などによって、スローなアクションが良かったり、クイックなアクションが良かったりと様々。このアクションがバッチリとはまっていないと、釣果を上げるのは難しいです。
【解決法】▶︎ アクションを変える
ショアジギングをしていて自分だけ釣れていない場合は、周りのアングラーがどういったアクションをしているか確認してみましょう。
「ショートジャークなのかロングジャークなのか?」
「スローなのかクイックなのか?」
「タダ巻きなのか?」
など観察して色々なアクションを試してみましょう。そうすれば、いち早くヒットに結び付けられるはずです!
こちらの記事でショアジギングの基本アクションについて詳しく説明していますので、初心者の方で「どんなアクションがあるのか分からない…」という方は、ぜひご覧ください。
魚の警戒心が強い
各都道府県にショアジギングの有名ポイントはあるものです。そういった場所の魚は「ルアーに慣れてしまってスレてしまう」ことがあります。どれだけマッチしたルアーを使っていても見切られたり、警戒心が強くてバイトしてきません。
まったく釣れないという時は、魚がスレていないか疑いましょう。
【解決法】▶︎ マイナーポイントを狙う
魚がスレていたり、警戒心が強い時は、マイナーポイントを狙ってみましょう。無理して同じポイントでねばってもあんまりいい結果が出ることはないですね。それよりも誰もキャストしていないようなポイントで新しい個体の回遊を待ったほうがヒットの確率は上がります。
釣行前にいくつかポイントをチェックしておくと安心です!
バイトが浅い
魚の活性が低いと「バイトが浅く(ショートバイト)なかなかフッキングまで持ち込めない」ことがあります。特に冬場など水温が下がってくる時や、雨の後の水潮の時はショートバイトになることが多いです。
【解決法】▶︎リアフックをつける
ショートバイトでなかなかフッキングに持ち込めない時は、リアフックを付けるとフッキング率が上がります。フックの数が増えるので単純にかかりやすくなると言うことですね!
ジャークを中心にアクションしている時はシングルフック、リトリーブ中心にアクションしている時はトレブルフックを装備するのがおすすめです。そうすれば、フッキング率も上がり良い釣果に繋がるでしょう!
アクションを邪魔しないように、ジグのサイズに合わせてフックも選びましょう!
潮が悪い
まず考えられる原因は、「潮の流れが読めていない」ということです。
青物などショアジギングのターゲットは潮の流れに乗って回遊してきます。そのため潮が動いていないタイミングや、若潮などの潮が動きにくい日は釣れにくくなることが多いです。潮が動いていても、潮目を打てなければ釣果は伸びません。
【解決法】▶︎ 潮が良いタイミングに入る
ショアジギングで釣れない時があれば、まず「潮が動いているかな?」「潮目はあるかな?」と確認しましょう!もし潮が動いていないなら、時間をあらためて釣りをした方がいいでしょう。潮が動いていないタイミングは、お昼ご飯を食べるなど休憩にあてるのも大切な作戦の一つです。
レンジが違う
魚がいるレンジ(層)を狙えてないと、ルアーをキャストしても全くチェイスしてきません。とくに青物は表層からボトムまで幅広いレンジにいるものです。「釣れない時はレンジがあっていない」可能性があります。
【解決法】▶︎レンジを変えてみる
ショアジギングでは、レンジを変えることも重要です。時間や潮の流れによって魚がいるレンジは様々。ベイトの位置を確認したり、フォールのカウントを調節して、「表層→中層→ボトム」と探っていきましょう。
魚の活性を上げないために表層から探っていくのがコツ!
その時々で魚がいる最適なレンジを見つけられることも上級者アングラーの条件といっても過言ではありません。ショアジギングで釣れない時は、積極的にレンジを変えてみましょう!
広範囲を探れていない
ショアジギングで釣れない原因の一つは、魚がいるところまでルアーが届いていないことが良くあります。とくに初心者の方はキャスティングにも慣れていなく、飛距離が短くなりがちです。しかし、探れる範囲が狭いと、当然魚が釣れる可能性も低くなってしまいます。
【解決法】▶ロングロッドを使う
そんなときは、長めのロッド(ロングレングスロッド)を使うようにしましょう。そうすることで、初心者の方でも飛距離を出しやすくなります!だいたい10フィート以上のものが目安ですね。
個人的なおすすめは、シマノの「コルトスナイパーSS」です!ロッドが長い分遠くまでルアーを飛ばすことが出来るので、アピールできる魚の数も増えます!ただし、長すぎでも扱いづらいので、ご自身の体の大きさを加味しながら選ぶようにしましょう。
ショアジギングは釣れない時も結果を出せる!
釣れない時は「どうしたらいいんだろう…」と悩んでしまうもの。しかし、そこには必ず原因があります。
今回の解決法をおさらいすると、
《釣れない時の解決法まとめ》
- ジグをサイズダウンする
- ジグのカラーやタイプを変える
- アクションを変える
- マイナーポイントを狙う
- リアフックをつける
- 潮が良いタイミングに入る
- レンジを変えてみる
- ロングロッドを使う
これらの方法を使えば、渋いシチュエーションでも安定して結果を出せるようになります。ショアジギングで伸び悩んでいる方は、ぜひ実践してみてくださいね!
それでは、快適な釣りライフを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!