ソルトフィッシングの人気ターゲットとして知られるシーバス。その中でも、バチ抜けと呼ばれるパターンは、初心者でも比較的簡単に釣果が期待できるため、多くのアングラーを魅了しています。
しかし、みなさんの中には「バチ抜けって何?」、「どんなタックルやルアーを使えば良いの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
この記事では、バチ抜けとは何か、爆釣するためのタックルやおすすめルアー、釣り方まで徹底解説します!今回のポイントを意識すれば、誰でも簡単にシーバスが釣れるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
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バチ抜けとは?
バチ抜けとは、ゴカイやイソメなどが産卵行動に入り、水中を泳ぎ回ることを言います。そして、バチ抜けパターンとは、その「バチ」を捕食するシーバスを狙うパターンのことです。かなり盛んに捕食行動がされるので、シーバスが釣りやすく、初心者におすすめのシーズンと言われています!
バチ抜けの時期と場所
バチ抜けは、地域によって異なりますが、一般的には1月から5月頃にかけて発生します。大潮の後の数日間はバチ抜けが活発になります。場所は、河口や港湾、運河など、バチが住んでいるような場所が狙い目です。ボトムが砂地のところを探すようにすれば、バチ抜けに出会える確率もアップします!
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バチ抜け攻略のタックル
バチ抜け攻略には、以下のタックルがおすすめです。
- ロッド:8.6〜9.6ft程度のライトアクションのロッド
- リール:2500番程度のスピニングリール
- ライン:PE0.6〜1.0号
- リーダー:フロロカーボン10~16lb
- ルアー:シンキングペンシルが基本
バチ抜けのタックル選びで大切なことは「感度」と「ティップの柔らかさ」です。
ロッドはミドルレングス(8.6〜9.6ft程度)でティップが柔らかく食い込みの良いものがおすすめです!リールは2500番台のスピニングリール。ラインはPEライン0.6〜0.8号に、リーダー10ポンド程度を使用すればOKです。最後に、ルアーはバチを意識した細長いシンキングペンシルを数種類持っておきましょう!
バチ抜けパターンにおすすめのタックル
「どれを選べば良いか分からない...」という方のため、おすすめタックルの具体例をセレクトしてみました!初心者の方などはこちらのタックルを使えば間違いないでしょう!
- ロッド:シマノ(SHIMANO) ディアルーナ S86L-S
- リール:ダイワ(DAIWA) ルビアス LT
- ライン:シーガー(Seaguar) R18 完全シーバス ステルスグレー
- リーダー:シーガー(Seaguar) プレミアムマックス
- ルアー:ダイワ(DAIWA) モアザン ヒソカ
※バチ抜けでは複数のルアーを持って行くとその日のアタリパターンを見つけやすいので、このルアーと合わせて下記のルアーを持って行くようにしましょう!
バチ抜けにおすすめルアー!
シーバス釣りはルアーローテーションがとても重要です!アタリルアーは日によって変わります。持っているルアーの数が少ないと、その分ヒットチャンスも少なくなってしまいます。そのためバチ抜けでは、カラー違い、サイズ違いなど少なくとも5~8種類はシンキングペンシルを持っておくようにしましょう!
具体的におすすめのルアーは、以下の通りです。
【爆釣】バチ抜けシーバスの超人気ルアー!!
『ダイワ(DAIWA) モアザン ヒソカ』は、細身で小型のベイトに特化したバチ抜けパターン必須のルアーです。バチ、サヨリ、シラスなどの小型ベイトパターンに最適で、高レスポンスとスレに強いタイトウォブンロール+テールスライドアクションで幅広いリトリーブスピードに対応。水面直下から約30cmのレンジで効果的にアピールし、風雨などの厳しい条件下でも一枚下のレンジで魅力的な演出が可能です。磁着重心移動システムを搭載し、優れたキャスタビリティを実現しています。バチ抜けシーズンには絶対に持っておくべきルアーです!
【ド定番】水面に浮いてきたシーバスを魅了!
『シマノ(SHIMANO) エクスセンス ランザ』は、フローティングペンシルとしてバチ抜けパターンに特化した設計を採用しています。フローティングタイプでありながら、ジェットブーストテクノロジーにより飛距離の問題を解決。水平姿勢を維持し、本物のバチのような引波を演出することが可能です。安定した飛行姿勢と優れた飛距離を実現し、使い心地が快適なルアーとして、バチ抜け時のシーバスフィッシングに新たな選択肢を提供します。
【実績あり!】絶対に持って行くべき救世主
『ダイワ(DAIWA) モアザン スライスリム』は、水面直下でのアピールに優れたスリムシャローランナーです。このルアーは、背中の独特なデザインにより、細く深い連続V字波紋を生成し、水面直下を狙ったシーバスに高いアピール力を発揮します。磁着重心移動システムを採用しながらも素早い立ち上がりを実現し、125mmサイズは飛距離とアピール力を高めることで、バチを含む様々なシチュエーションに対応しています。
独特な動きがバチの動きを表現!
『ジャクソン(Jackson) にょろにょろ』は、バチ抜けルアーとして広範囲な釣り種に適応するユニークなルアーです。極端に細身のシルエットはバチだけでなく、サヨリやシラスなどのベイトフィッシュを模倣し、シーバスを惹きつけます。イカの動きを平行フォール&タイトアクションで再現し、多様なベイトを演出可能です。中空ボディと専用設計ウエイトで優れた飛行姿勢を保ち、水平フォール時のロールアクションが特徴的な「にょろにょろアクション」は、ハイプレッシャー状況下でも効果的にバイトを誘発します。
プロも使用しているバチ抜けの必勝ルアー!
『メガバス(Megabass) VATISSA(バティッサ)』は、微細な波動とロールアクションを創出する極小ヘキサリップ搭載のルアーです。リトリーブ速度の調整やロッド操作によって、水面引きや水面直下のアクションを自在にコントロールできます。エアロダイナミクスとマグネティック重心移動システムにより、スリムボディながら驚異的な飛距離を実現。バチパターンや細身ベイトフィッシュを追うシチュエーションに最適で、タフな状況下でも高い誘引力を発揮します。
【飛距離UP】広い範囲を探ってシーバスをゲット!
『ムズデザイン(Ima) アルデンテ ダンツァ』は、バチパターン用大人気アイテム「Aldente 95S」のウェイトチューンモデルです。内部ウェイトの追加により、飛距離が向上し、レンジ幅が広がりました。この限定版モデルは、バチパターン攻略の可能性を広げ、より多様なシチュエーションでの使用に適しています。水面近くのレンジを効果的に引ける設計で、バチパターンにおいて高い実績を誇るルアーです。
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バチ抜けの釣り方のコツ
バチ抜けの釣り方は、ほかのシーズンと比べてかなり特徴的です。そのため、以下のポイントを押さえておけば、初心者でも簡単にシーバスを釣ることが出来ます。初心者の方もベテランの方も、ぜひ次のポイントを意識してみてください!
上流に向かってルアーをキャスト
バチ抜けで絶対に守るべきポイントは「ルアーを上流にキャスト」することです。バチは泳ぐのが下手なので、下流から上流に向かって泳ぐことはありません。ルアーをそのように動かしてしまうと、シーバスは興味を示しません。そのため、バチ抜けでは必ずルアーを上流から流し、下流まで来たらまた上流から流しなおすようにしましょう!
リトリーブは川の流れに合わせてゆっくり
バチ抜けシーズンのリトリーブ(リールの巻き)は、ゆっくりでOKです!バチは泳ぎが上手な生き物ではないため、川の流れに流されます。同じようにルアーも川の流れに合わせながら、1~3秒に1回転くらいのスピードでリールを巻けばちょうど良いでしょう!
感度の良いタックルを使う
シーバスはバチを捕食するとき、スッと軽く吸い込む場合がほとんどです。そのため、感度が悪いタックルだとアタリを逃してしまいます。特にロッドのティップは柔らかいものを使用しましょう!これはプロの方も意識しているポイントなので、みなさんも是非意識してみてください!さらにリールも軽いものを使用し、ラインも細いものがおすすめです。もし迷った場合は、今回ご紹介したタックルを使えばOKです!
フックは刺さりの良いものを使う
バチ抜けシーズンはシーバスのバイトが弱いので、ガッツリとフッキングしないケースもよくあります。そのため、フックは細く貫通性能が良いものに交換しましょう!
悪天候は避ける
水面が荒れていたり、雨が降っているときはバチ抜けが起きづらいです。そのため、出来るだけ凪の状態で大潮前後の日を選ぶのがポイントです!
出来るならウェーディングもする
ウェーダーを履いて河川の中からシーバスを狙うのもおすすめです。ウェーダーを履けばより遠くのポイントを狙うことが出来るので、シーバスと出会えるチャンスも広がります!もちろんポイントにもよりますが、ウェーディングできるのであれば、ぜひチャレンジしてみてください!おすすめのウェーダーは『ダイワ(DAIWA) タイトフィットラジアルウェーダー』です!
その他にもおすすめウェーダーを紹介してますので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!
バチ抜けシーバスは初心者でも簡単!
バチ抜けは、コツさえ押さえれば初心者でも簡単にシーバスを釣ることができるパターンです。みなさんも今回紹介したタックルや釣り方を参考に、ぜひバチ抜け攻略に挑戦してみてくださいね!ハマること間違いなしですよ!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!