初心者にとっては複雑で難しそうな『タイラバ仕掛け』。
「ヘッドはどれを選べばいいの…?」
「遊動式や固定式って何?」
そんな疑問を持っている人も少なくありません。
そこで今回は、初心者でも簡単なタイラバ仕掛けについて解説します。ヘッドやネクタイなどの基本アイテムから、遊動式と固定式の違いについても解説していきます。タイラバ仕掛けで悩んでいる方は参考になると思うので、ぜひ最後まで見てみてください!
それでは本編に行きましょう!
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タイラバ仕掛けは4パーツからできている!
まずはタイラバで使う基本アイテムについて解説していきます。タイラバ仕掛けで用意するものは、主にこの4つです。
- ヘッド
- フック
- スカート・ネクタイ
- ワーム
それぞれ詳しく解説していきます。
ヘッド
タイラバヘッドとは、鉛やタングステンでできたオモリのことで、タイラバ仕掛けの要とも言うべきアイテムです。形は様々ですが、球体や楕円形をしているものがほとんどです。
重さは40g〜120gが基本です。浅瀬で釣る場合は、40g〜80g、沖の深場や潮の流れが早い場所では80g〜120gをメインで使います。ドテラ流しなどでは200g近いヘッドを使うこともありますが、初心者の方は40g〜120gのヘッドを持っておけばOKです!
おすすめのヘッド
フック
タイラバ仕掛けで使うフックは、6号前後で2本ついたものが基本です。バラ売りされているフックもありますが、初心者のうちは2本セットになったものを購入するのが簡単でおすすめです。ハリスの長さもたくさんの種類があるので、マダイの食いや釣り場によって変更しましょう!
おすすめのフック
スカート・ネクタイ
スカートとは、細いゴムが何本もついたようなアイテムのことで、ネクタイとは、薄くて細長いゴムのようなものです。どちらもマダイにアピールするときに必要なもので、アピールしたい度合いによってカラーやサイズを調整します。この2つはセットで売っていることが多いので、セットで買うのがGOODです!
おすすめのスカート・ネクタイ
ワーム
ワームは毎回付けるわけではなく、状況によって付けたり付かなかったりします。具体的には、マダイに対して大きくアピールしたいときはフックにワームを付けますし、マダイの警戒心が強くアピールを控えめにしたいときはワームは付けません。ワームの有無が分からなければ、周りの人をマネしましょう!
おすすめのワーム
タイラバの仕組みが分かったら、次は2つのタイプのタイラバ仕掛けについて見ていきましょう!
2種類のタイラバ仕掛け|遊動式・固定式の特徴とおすすめ
マダイを釣るタイラバには、大きく分けて2つのタイプがあります。1つ目はヘッドがフックと離れていてそれぞれが自由に動く「遊動式」。そして2つ目はヘッドとフックが固定されている「固定式」です。一概にどちらが良いとは言えず、使い分けることが大切です。
ここでは遊動式と固定式それぞれの特徴とおすすめの仕掛けを見ていきましょう!
遊動式タイラバ仕掛けの特徴
遊動式タイラバの大きな特徴は、「ヘッドがフックから離れて動くこと」です。そのため、マダイがフックを飲み込みときにヘッドの重みを感じずスムーズに飲み込むことができます。マダイに警戒心を与えたくないときに最適のタイプです!しかしながら、ヘッドが動くので絡まりやすいなどのデメリットもあるので扱いには慣れが必要です。
遊動式タイラバの結び方
最もスタンダードな結び方は、ユニノットです。まずヘッドにラインを通した後にスカートやフックの部分にラインを結びます。ユニノットは簡単にできますし、強度も十分です。結び方に特にこだわりがない方は、ユニノットを使いまししょう!
ユニノットの結び方はコチラの動画を参考にすると良いですよ!
おすすめの遊動式タイラバ仕掛け
固定式タイラバ仕掛けの特徴
固定式タイラバはヘッドにスカートやフックが固定されているタイプのタイラバ仕掛けです。最大の特徴は「動きが安定していること」です。遊動式と違い各パーツが固定されているので、フォールや巻上げ時に仕掛けが絡まらずまっすぐ動いてくれます!そのため、初心者でも扱いやすかったり、キャスティングタイラバにも最適です。
デメリットとしては、ヘッド(オモリ)とフックが固定されているので、マダイにフックが掛かりにくくなります。バイトを弾かないためにも柔らかめのロッドを使うのがおすすめですね!
柔らかめのタイラバロッドについてはコチラ!
▶︎【2023年最新】人気のフルソリッドタイラバロッド9選!【メリット・デメリットも徹底解説】
固定式タイラバの結び方
固定式タイラバはヘッドの先にアイ(ラインを結ぶための穴)があるので、そこにラインを結びましょう!遊動式と同様にユニノットやFGノットで結べばOKです。非常にシンプルなので、タイラバ初心者の方でも簡単ですね!
おすすめの固定式タイラバ仕掛け
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タイラバ仕掛けに迷ったら遊動式!最低5カラーは持って行こう!
「どのタイラバ仕掛けを持って行こう…?」と迷っている方は、まず遊動式のタイラバ を5つ持っていきましょう!近年のタイラバ で使うのは圧倒的に遊動式の方が多いです!その理由は「食いがよく」「マダイが釣れやすいから」です。
タイラバ仕掛けには沢山のカラーがありますが、初心者の方は最低でも5つのカラーは持っていくようにしましょう!どのカラーがその日の状況に合うかは、実際に釣り場に行って見ないとわかりません。「みんなオレンジで釣れてるのに、自分は持ってない…」なんてことも。
そうならないためにも、最低でもレッド、オレンジ、チャート、グリーン、ゴールドの5カラーを持っておくのがオススメです。そうすれば、釣りの幅も広がりますし、マダイが釣れる確率も上がります!
2種類の仕掛けを使い分けてタイラバを楽しもう!
今回は、2種類のタイラバ仕掛けについて解説しました。タイラバ初心者の方は「どんな仕掛けを使ったらいいの?」と悩んでしまうかもしれません。しかし、今回ご紹介したように「遊動式」と「固定式」の2種類の仕掛けをマスターすれば、マダイが釣れること間違いなしです!
具体的にどんなタイラバ仕掛けを使えばいいか迷っている方は、是非おすすめのタイラバ仕掛けをチェックしてみてください!
それでは良いタイラバライフを〜!
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釣りをこよなく愛する釣り歴20年以上の男子。365日釣りのことばっかり考えています。海が大好きで、趣味は釣りの他にスキューバダイビングやフリーダイビングです。普段は日本とアメリカを行き来していて、機会がある度にどこでも釣りをしています!