刺身は日本の食文化に欠かせない料理ですが、アニサキスによる食中毒のリスクが懸念されています。アニサキスは、サケやサンマなどの魚介類に寄生する寄生虫で、刺身で食べた場合、腹痛や吐き気などの症状を引き起こす可能性があります。
そこで、今回はアニサキスがいない魚について徹底解説します。刺身で安心して食べられる魚を知り、アニサキスによる食中毒を予防しましょう。
★いまAmazonで人気のアニサキスライト★
スポンサーリンク
アニサキスがいない魚とは？
結論から言うと、養殖魚はアニサキスが寄生している可能性が非常に低いです。なぜなら、養殖で使用するエサにはアニサキスがほとんど含まれないからです。
一般的にアニサキスが寄生するルートとして一番多いのが、エサからの寄生です。例えば、クジラやイルカのおなかの中で生まれたアニサキスの卵がフンと一緒に海の中に出ます。そのフンをエビなどの甲殻類が食べます。そして、そのエビをアジなどの小魚が食べて、その小魚をブリなどの大型魚が食べる、といったサイクルの中でアニサキスは魚に寄生していきます。
養殖魚はアニサキスがいない？
しかし、養殖魚は冷凍や乾燥されたエサを与えられることが多く、アニサキスが含まれていないため、養殖魚にアニサキスがいる可能性は極めて低いです。実際に、市販されている養殖魚のほとんどはアニサキスがいないでしょう。
完全にアニサキスがいない魚はない
ただし、養殖魚も100％アニサキスがいないわけではありません。天然の種苗を太らせた養殖魚や天然の小魚を与えられた養殖魚などは、天然の魚と同様にアニサキスが寄生している可能性があるため、注意が必要です。また、外海と完全に区切られていない養殖場では、稀に養殖魚が自然界に浮いているアニサキスの卵を食べてしまい寄生してしまう可能性もあります。
アニサキス症を予防する方法
養殖魚も100％アニサキスがいないわけではないので、アニサキス症を予防するために、以下の対策をしましょう。
- アニサキスの寄生しやすい魚の刺身は避ける
- 刺身を食べる前に、魚の身をよく確認する
- 魚を冷凍もしくは加熱する
アニサキスの寄生しやすい魚の刺身は避ける
アニサキスの寄生しやすい魚は、サバ、サンマ、イワシ、カツオ、アジ、サケ、マグロなどです。これらの魚の刺身は避け、焼き魚や煮魚などの加熱調理で食べるようにしましょう。
刺身を食べる前に、魚の身をよく確認する
刺身を食べる前に、魚の身をよく確認し、アニサキスが寄生していないかチェックしましょう。アニサキスは肉眼だけですべて取り除くのは難しいですが、専用のブラックライトを使えば簡単に見つけることができます。
アニサキスは、魚の筋肉に寄生し、白く透明な虫のような形をしています。アニサキスを見つけた場合は、すぐにその部分を切り取るようにしましょう。
魚を冷凍もしくは加熱する
魚を冷凍もしくは加熱することで、アニサキスを死滅させることができます。魚を冷凍する場合は、-20℃で24時間以上冷凍しましょう。魚を加熱する場合は、60℃以上で1分以上加熱しましょう。
これらの方法を参考にして、アニサキス症を予防しましょう。
マイナス20℃まで凍らせられるおすすめ家庭用冷凍庫を知りたい方は、こちらの記事をチェック！
▶アニサキスを家庭用冷凍庫で死滅させるには？おすすめの冷凍庫7選をご紹介！
スポンサーリンク
アニサキスがいない魚は無いが、養殖魚は寄生している確率が低い！
アニサキス症を予防するためには、アニサキスが少ない養殖魚を選ぶのも一つの方法です。しかし、養殖魚でもアニサキスが寄生している可能性があるため、刺身で食べる際はブラックライトでアニサキスがいないか確認する、養殖魚を選ぶ、解凍物を選ぶなどして、アニサキス症にかかるリスクを下げましょう。
皆さんが安全に魚を食べられるよう願っています！
★いまAmazonで人気のアニサキスライト★
《人気の関連記事！》
▼最強のティップランエギングロッドを知りたい方はこちらの記事をチェック！
▼人気のティップランエギングリールはこちらの記事をチェック！
